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【ワシントン=横堀裕也、ロンドン=池田慶太】米国のバイデン大統領は21日、ロシアによるウクライナ侵攻への対応を巡り、英国のジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相と電話会談を行った。米ホワイトハウスによると首脳らは、民間人を標的にしたロシア軍の「残忍な戦術」に深刻な懸念を表明した。
5か国の首脳は、ウクライナ軍への軍事支援や、戦火を逃れたウクライナ人への人道支援などを継続する重要性を強調した。
英首相官邸によると、首脳らはロシアへの現在の制裁を維持しつつ、さらに圧力を強化することでも一致した。ジョンソン氏は、ロシアの行動に同盟国が団結していることを歓迎し、プーチン政権を弱体化させる上で、集団的な行動が非常に効果的であると指摘したという。