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[鷹に聞きたい!!]Q ショート守備 正確な送球のやり方は?…今宮選手が答えます

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Q ショート守備 正確な送球のやり方は?

 プロ野球・ソフトバンクの選手が読者からの様々な問いに答える「 たか に聞きたい!!」の第2回の質問は、「遊撃守備でどうしたら強くて正確な送球ができるか」。はがきを寄せてくれた長崎県佐世保市内の少年ソフトボールクラブに所属する中村 瑛翔えいと 君(11)に代わり、記者が名手・今宮健太選手(31)に尋ねた。

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堅い守備でチームに貢献する今宮健太選手
堅い守備でチームに貢献する今宮健太選手

  ――ショートからいい送球ができるようになるために大事なことは。

 「根本的なところで言えば、ご飯をしっかり食べて体ができてくれば、ボールは強く、遠くに投げられるようになります。そして最も大事なのがキャッチボールです。肩慣らしで適当に投げるのではなく、必ず相手が捕れる範囲に投げること。これは僕たちプロの選手も意識しています。それができれば、一塁への送球もうまくなるはずです」

常に考えてプレー

  ――打球を捕る時に前に出るのか待つのか、どこに送球をするかの判断力を磨くためには。

 「打者のバットにボールが当たる瞬間に意識を集中させていると、だんだん打球への反応が良くなります。そして、プレーの前に頭の中で準備をしておくこと。例えば、一塁走者や打者は足が速い選手かどうか。それを頭に入れた上で、これぐらいの打球の強さだったら一塁に投げるとか、先に考えておくことが重要です。常に考えながらプレーする習慣をつけることで、経験値が変わり、世界が変わっていくと思います」

壁当てで捕球練習

  ――自分でできるいい練習方法はないですか。

 「僕は子どもの頃、毎日『壁当て』をやっていました。正確に投げる練習にもなるし、わざとショートバウンドさせて難しいボールを捕る練習にもなります。今は壁当てできる場所がなかなかないと思うので、そういう時は親や友達に投げてもらったり、軽く打ってもらったりするといいでしょう。誰でもすぐにうまくなることはないので、瑛翔君も今できないことができるようになると信じて、日々努力して頑張ってください」

質問募集します
「鷹に聞きたい!!」では、バッティングやピッチングの上達法、選手の趣味に関することなど、幅広いテーマで質問を受け付けます(高校、大学生の応募は不可)。はがきに回答してほしい選手名と質問内容を書き、住所、氏名、生年月日、職業、連絡先を明記して、〒810・8581(住所不要)読売新聞西部本社編集局「鷹に聞きたい係」へ。メール( s-undou@yomiuri.com )の場合は、件名を「鷹に聞きたい」としてください。採用された人には選手の直筆サイン色紙を贈呈します(質問内容が同じ場合は抽選します)。

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