完了しました
Q ショート守備 正確な送球のやり方は?
プロ野球・ソフトバンクの選手が読者からの様々な問いに答える「
――ショートからいい送球ができるようになるために大事なことは。
「根本的なところで言えば、ご飯をしっかり食べて体ができてくれば、ボールは強く、遠くに投げられるようになります。そして最も大事なのがキャッチボールです。肩慣らしで適当に投げるのではなく、必ず相手が捕れる範囲に投げること。これは僕たちプロの選手も意識しています。それができれば、一塁への送球もうまくなるはずです」
常に考えてプレー
――打球を捕る時に前に出るのか待つのか、どこに送球をするかの判断力を磨くためには。
「打者のバットにボールが当たる瞬間に意識を集中させていると、だんだん打球への反応が良くなります。そして、プレーの前に頭の中で準備をしておくこと。例えば、一塁走者や打者は足が速い選手かどうか。それを頭に入れた上で、これぐらいの打球の強さだったら一塁に投げるとか、先に考えておくことが重要です。常に考えながらプレーする習慣をつけることで、経験値が変わり、世界が変わっていくと思います」
壁当てで捕球練習
――自分でできるいい練習方法はないですか。
「僕は子どもの頃、毎日『壁当て』をやっていました。正確に投げる練習にもなるし、わざとショートバウンドさせて難しいボールを捕る練習にもなります。今は壁当てできる場所がなかなかないと思うので、そういう時は親や友達に投げてもらったり、軽く打ってもらったりするといいでしょう。誰でもすぐにうまくなることはないので、瑛翔君も今できないことができるようになると信じて、日々努力して頑張ってください」
「鷹に聞きたい!!」では、バッティングやピッチングの上達法、選手の趣味に関することなど、幅広いテーマで質問を受け付けます(高校、大学生の応募は不可)。はがきに回答してほしい選手名と質問内容を書き、住所、氏名、生年月日、職業、連絡先を明記して、〒810・8581(住所不要)読売新聞西部本社編集局「鷹に聞きたい係」へ。メール( s-undou@yomiuri.com )の場合は、件名を「鷹に聞きたい」としてください。採用された人には選手の直筆サイン色紙を贈呈します(質問内容が同じ場合は抽選します)。