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キャサリン妃、6月のトゥルーピング・ザ・カラーに出席へ

腹部の手術を受け療養中のキャサリン妃が、6月に行われる祝賀式典に出席するようだ。
Photo: Samir Hussein/WireImage

今年1月に腹部の手術を受け、現在は自宅で療養中のキャサリン皇太子妃が、6月8日(以下、現地時間)に行われるトゥルーピング・ザ・カラーの閲兵式に出席することがわかった。チャールズ国王の公式誕生日に行われるトゥルーピング・ザ・カラーは、1748年にジョージ2世が行ったのが始まりとされ、現在では君主の誕生日を祝うとともに英軍を称える行事となっている。今年は6月15日に実施予定。王室メンバーが一堂に会して各軍の隊列とともにパレードを行い、最後にバッキンガム宮殿のバルコニーで空軍による儀礼飛行を観覧する。3月5日にイギリス国防省がウェブサイトにキャサリン妃の写真を掲載し、出席を明らかにしたが、その後に削除。現時点で王室から公式発表は出されてない。

王室は1月17日に出した声明で、キャサリン妃がこの前日に予定していた腹部の手術を受けたことを発表。10日から14日間入院したのち、自宅で療養を続け、公務復帰は4月のイースター以降を予定しているとし、病気の詳細については公にしたくないという妃の要望を伝えたうえで、「特別な進展がない限り、新たな発表を行うことはない」と明言していた。だが夫のウィリアム皇太子が、ギリシャ王国最後の国王で、自身の代父でもあるコンスタンティノス2世の追悼式に出席する予定を直前になって個人的な事情を理由にキャンセルしたことから、ネット上では妃の容態を懸念する声が上がり、何かあったのではないかと憶測を呼んだ。

これを受け、王室が異例の声明を発表。キャサリン妃の容態悪化説を否定し、「王室では1月に妃の療養予定と、特筆すべきことがない限り情報を発信しないことを明確にしていました。今もこの指針は有効です」と伝えた。昨年のクリスマス以来、キャサリン妃は公の場に姿を現していなが、3月4日にはウィンザー城近くで母キャロル・ミドルトンが運転する車の助手席に座る姿をキャッチされている。

Text: Tae Terai