宿泊施設にはどんな種類がある?特徴を分かりやすく解説!

宿泊施設にはどんな種類がある?特徴を分かりやすく解説!

更新日:2024/02/07 17:25

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

ホテルや旅館、民宿、ゲストハウス、ユースホステルなど、日本国内にはさまざまなタイプの宿泊施設があります。

旅館と民宿、ゲストハウスとホステルなど、いざその違いを聞かれるとよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。ユースホステルは若い人しか泊まれないの?国民宿舎や休暇村ってどんな施設?など、ほかにも疑問はたくさん!

意外と知らない宿泊施設の種類や特徴について、分かりやすくご説明します!

1.ホテル

1.ホテル

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「ホテル」は基本的には洋室をメインとする大型の宿泊施設です。とは言っても特に施設名称についての決まりはないので、純和風でも「○○ホテル」という名称の施設があります。

ホテルの種類としてよく知られているのは、シティホテルとビジネスホテル、リゾートホテルの3つ。それぞれの違いなど詳しくは、以下の記事をお読みください。

1.ホテル

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ここ数年、カプセルホテルも手軽に泊まれる宿泊施設として人気を集めています。女子旅向けのホテルもあり、お値打ちに快適に泊まれると好評なんですよ。

2.旅館

2.旅館

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「旅館」は基本的には和風の宿泊施設を指します。ホテルの宿泊プランが素泊まりや1泊朝食付きが多いのに対し、旅館は夕食と朝食が付く1泊2食が基本。大浴場やカラオケラウンジ、ゲームコーナーなどがあり、館内を浴衣で出歩けるのも特徴です。

旅館によりますが、仲居さんによる布団の上げ下ろしや、女将さんのあいさつなどで客室に入って来られる機会が多いのが、ホテルと大きく異なる点です。

3.民宿

3.民宿

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「民宿」は家族経営のこぢんまりとしたお宿が多いのが特徴。ホテルや旅館のように至れり尽くせりのサービスではありませんが、宿の方との交流が楽しめ、まるで実家に帰ってきたかのようなアットホームさが民宿の魅力です。

食事は家庭料理がメインで、食堂でいただきます。民宿と旅館の違いは以下の記事にてご確認ください。

4.ゲストハウス

4.ゲストハウス

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「ゲストハウス」とはお値打ちに宿泊できる施設で、近年都市部を中心に急増中。客室はドミトリーと呼ばれる相部屋が基本で、二段ベッドの一段を自分用のスペースとして使用します。最近はゲストハウスでも個室があったり、男性と女性でドミトリーが分けられていたりすることも。

5.ホステル

5.ホステル

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「ホステル」も格安で泊まれる宿泊施設として知られ、ゲストハウス同様にドミトリーが基本です。ホステル、ゲストハウスどちらにも共通している点としては、宿泊者同士で交流が楽しめること。館内に宿泊者が利用できるラウンジがある施設が多いのが特徴です。

両施設の違いなど、詳しくは以下の記事をお読みくださいね。

6.ユースホステル

6.ユースホステル

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「ユースホステル(YH)」もバックパッカー御用達の安宿。世界各国にあり、外国人旅行者にも人気の宿泊施設です。先述したホステルと混同されがちですが、ユースホステルは世界的な宿のネットワークで、協会に加盟している施設のみ“ユースホステル”と名乗ることができます(加盟していても施設名につけていないところもあります)。

ホテルのようなアメニティが揃っていなかったり、食事の配膳がセルフサービスだったりと、至れり尽くせりのサービスとは言えませんが、お値打ちに快適に宿泊したい方におすすめです。

7.国民宿舎、休暇村

7.国民宿舎、休暇村

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日本各地に点在する「国民宿舎」は、国立公園など自然豊かな場所にある、公共のお宿です。宿泊料金は市町村など自治体が定めているため、比較的お値打ち。

国民保養温泉地にもいくつか施設があるので、格安で温泉旅行を楽しみたい方にピッタリです。

7.国民宿舎、休暇村

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「休暇村」は国民宿舎と同じような立地にありますが、各施設でアクティビティなどが用意されていて、滞在そのものを楽しむことを目的としている施設です。

休暇村は公営ではなく、一般財団法人 休暇村協会によって運営・管理されています。国民宿舎より施設数が少ないのも特徴です。

【番外編】キャンプ、グランピング

【番外編】キャンプ、グランピング

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アウトドアを満喫するならやっぱり「キャンプ」!キャンプ場にもさまざまな施設があり、炊事場やかまどなど最低限の設備だけを揃えているところもあれば、清潔なお風呂やトイレ、豊富なレンタル用品などが用意された高規格キャンプ場もあります。

キャンプは宿泊人数ではなく、利用する区画ごとに料金がかかります。

【番外編】キャンプ、グランピング

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「グランピング」は、キャンプのアウトドア感を楽しみつつ、ホテルのように快適に過ごせる宿泊スタイル。キャンプ初心者の方におすすめです。

テントはあらかじめ設営されていて、食事の用意も不要。施設によっては体験アクティビティなども用意され、手軽に楽しくキャンプ気分が楽しめます。“グランピングプラン”として、宿泊プランを用意しているホテルもありますよ。

宿泊施設はどうやって予約すればいいの?

予約方法は、宿泊したい施設ごとに異なります。

どの宿泊施設でも共通しているのは、電話予約。直接電話をして宿泊したい日付を伝え、空室があればそのまま予約することができます。氏名、連絡先、人数、チェックイン時間など、聞かれることをそのまま答えればOK。食事のリクエストや借りたい備品など、施設への要望もこのときに忘れずに伝えましょう。支払いは当日払いになることが多いです。キャンセル料がいつからかかるかも必ず確認を。

公式サイトから予約ができる宿泊施設もあります。公式サイトからの予約を「ベストレート保証」している施設も!最安値での予約を保証するもので、もし他社サイトの方が安ければ、その料金で泊まることが可能です。

宿泊施設はどうやって予約すればいいの?

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とは言っても、GWや年末年始、イベント開催時など混雑するシーズンに宿泊する場合は満室であることが多く、1軒1軒に空きがないか電話で確認するのは大変です。

宿泊施設の多くは旅行会社でも取り扱いがあるため、旅行会社の店頭や電話で予約することができます。空室が少ない時期なら、日程と希望エリア、予算などを伝えると一括で検索して空室状況を教えてもらえます。

宿泊施設はどうやって予約すればいいの?

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旅行会社の営業時間に店頭に行けない、電話する暇がない、という方には、web予約がおすすめ。各旅行会社の予約サイトで空室状況をチェックし、予約することが可能です。

また、宿泊施設の予約に特化したサイトもあるので、こちらもチェックしましょう。セールが行われることも多いので、タイミングが合えばお値打ちに泊まることができます。

ただし、同じ宿泊施設、宿泊プランでも各予約サイトで価格が違うことも。そんなときは旅行比較サイトをチェックしましょう。どのサイトで予約すると一番安いのか、比較して検討することができます。

宿泊施設のタイプを知って、自分にピッタリの宿選び!

宿泊して至れり尽くせりのサービスが受けたいならホテル、和風の雰囲気を楽しみたいなら旅館。アットホームな滞在を満喫するなら民宿、お値打ちに泊まるならゲストハウスやホステル。各国の旅行者と交流を楽しむならユースホステル、自然を満喫するなら国民宿舎や休暇村。

……というように、それぞれの宿泊施設の特徴を知り、自分にピッタリの宿を探してみてくださいね。

※写真はイメージです。本記事は宿泊施設の概要を説明したものです。各施設ごとに詳細は異なるため、各公式サイトにてご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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