小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年8月6日
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ゴール後に笑顔を見せた青木さん
市内南町在住の青木りんさん（相洋高３年）が７月29日、岡山県で行われた全国高校総体（インターハイ）の陸上・女子４００ｍで初優勝を飾った。
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昨年のインターハイで２年生ながら３位に入った青木さんは、今大会の出場選手中最も速い記録（53秒44）を持って岡山へ乗り込んだ。予選、準決勝を順調に突破。迎えた決勝では、スタートから飛び出しトップに立つと、ぐんぐん加速。最後までスピードが落ちることなく、54秒14で人生初の”日本一”に輝いた。
レース直後、「相洋に来てよかった」と語り、目には涙が溢れた。６月の日本選手権で２位になったことで、「気が緩んでいた」と振り返る青木さん。その姿を見ていた銭谷満顧問（50）から、大会２日前に喝が入った。青木さんは「相洋には自分のために怒ってくれる先生がいるし、支えてくれる仲間もいる。優勝して恩返しができてよかった」と笑顔を浮かべた。
表彰式では、優勝者の栄誉を称えて校旗が掲揚され、会場に流れた相洋の校歌を、青木さんは感慨深げに聴いていた。
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