藤井隆 デビュー当時に迫られた「究極の選択」 取ったのは芸人の道でなく…「お前、ナメンなよって…」

[ 2023年3月27日 16:05 ]

藤井隆
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 タレントの藤井隆(51)がYouTubeチャンネル「くろだ煮」にゲスト出演。デビュー当時の秘話を明かした。

 番組のホスト役を務めるメッセンジャー黒田とは、ブレークの端緒となった吉本新喜劇時代からお世話になった先輩後輩の関係。2人のトークは、1992年に藤井がデビューした「テレビのツボ」(MBS)当時からスタートした。

 「就職も何もせずに、高校卒業してポンと(吉本に)入ったの?」と黒田に聞かれ、「いやいや、就職してました。経理マンで。商業高校に行ってたので…。テレビのツボとかやりながら、(会社員として)働いていたんです」と明かした。

 藤井によると、吉本興業に入ったのはオーディションで、「サークル感覚」で、会社員との「二足のわらじ」を履いていたという。ただ、ひょんなことから会社に副業がバレて、藤井は二者択一を迫られることに。「じゃあ、やめます、って(会社に伝えた)」と藤井が告白すると、黒田は「あ、それでそっち(吉本)に行こうと思ったん?」と聞き返すと、「いえ、(テレビ出演を)やめときますって言いました」と意外な答えを明かした。

 その決断にストップをかけたのが、当時のテレビ関係者だった。「お前、ナメンなよって、メッチャ怒られて。その時に“ああ、自分は(テレビに出してもらったり)本当に恵まれてたなあ”って感じて。ホントにいい会社だったので、こんなことで辞めるのは嫌やったけど、(芸能界という)特殊な仕事をさせていただいていることを教えてもらったから、やっぱり(会社を)辞めさせてくださいって言いました」と感慨深い表情で、「芸人・藤井隆」の礎となった決断を振り返った。

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2023年3月27日のニュース