田中卓志結婚　妻の両親は田中が相手だと知らなかった「向こうがひっくり返ってる」

[ 2023年1月26日 19:47 ]

　お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志（46）が26日、配信されたニッポン放送のポッドキャスト特別番組「アンガールズのジャンピン」で、30代一般女性との結婚を発表し、両家へあいさつに行ったことを報告した。

　田中は昨年1月に交際している恋人の存在を告白していた。当時で交際期間は約1年と話しており、2年の交際を経てのゴールインとなった。今年元日にプロポーズし、1月22日に婚姻届を提出した。

　プロポーズにOKをもらってからは急転直下で物事が進んだという。「向こうにあいさつとか行くじゃん？してないのよ。向こうもこっちの親に“あいさつしたい”と言って」。田中も彼女も、お互いの相手の親と顔を合わせたことがなかったという。

　田中は6日に相手の両親に結婚のあいさつをしに行くことに。田中が芸能人であることに配慮し、彼女は両親に田中と交際していることを話していなかったという。田中は、「“彼氏はいるけど、（相手が）田中だ”ということをお父さんとかには言ってなくて。“向こうがひっくり返ってる”って言われて。ビックリして」と、相手の両親の驚きぶりを明かした。

　玄関では両親が出て来てあいさつしてくれたそうで、「“ホントに田中さんだ”みたいになって」。田中は沈黙するのを避けつつ、「持ち前のトークでブン回して。“素晴らしいお宅ですね”って。“古いけど趣があって、歴史的な建物…？”」と振り返った。さらに「“芸能人ってやばい人間も多いですけど、僕はまじめなだけが取りえなので”って。聞かれてもないのに、他の芸能人を下げて」と自分をアピールしたという。

　場がシーンとした瞬間に、両親に結婚の承諾を申し出たという田中。「向こうのお父さんが“聞いていますんで、人柄の方は。よろしくお願いします”って。まあまあ大成功みたいな」と明かしていた。

　後日、今度は彼女が田中の父へのあいさつに行くことに。あらかじめ連絡しておいたものの、実家に着くと誰も出て来なかったという。父は大音量でテレビを見ていて気づかなかったようで、田中は「向こうの親は玄関で出迎えてくれたのに…。玄関には出て来て欲しかったよ。彼女も“いないの？”って」と、その対応の違いを笑いに変えていた。

　彼女にお茶を出すことになったが、父が用意してくれたのはインスタントのこぶ茶。しかも、応接間の隣がキッチンで、父の声がまる聞こえだったという。田中は「インスタントを出してると全バレ。“粉を入れい！”って。眠り薬とか、ヤバい粉が入ってるみたいな。“かき混ぜい！粉が残っとるけえ”って」と笑わせていた。

　対照的な2回のあいさつ。田中は「向こうの親がすごく良かったから、うちの親の不出来がすごい…大丈夫か？これっていう」と自虐を込めて話していた。田中は一昨年に最愛の母を亡くしており、山根は「確かに、（田中の）お母さんがおったら違うのよ」とフォローしていた。