体調不良で舞台「帰ってきたマイ・ブラザー」の名古屋公演の出演を見合わせ、18日に大阪公演から復帰すると発表した俳優、高橋克実(62)が17日、MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」(月~金曜正午)にゲスト出演。元気な肉声を披露した。
高橋は「こんにちは。よろしくお願いします」と第一声。「若いころに苦労したんですね」と聞かれると、「そうです。テレビに出だしたのが、食べられるようになったのが『ショムニ』っていうドラマがあって、その後ですね。38歳までバイトしてましたから」とブレーク前を振り返った。
バイトは「だいたい看板を取り付ける肉体労働系。それが長かったですね」と告白。夢を目指す若者について、「売れたいっていう人たちに会ったりするじゃないですか、そうするとなんかこう、励ますっていうより昔の自分を見ているみたいでうれしくなる」と語った。
舞台については、新型コロナウイルスの規制が緩和されたこともあり、「盛り上がり方がやっとこういう状況で観られるんだっていう歓声が上がったり、今までと違う反応がありますね」と喜びを告白。歓声などの反応について「そこでテンションが上がるし拍車がかかる。ガソリンみたいなもの。(稽古では手応えが分からないシーンは)お客さんの反応があると、思ってもみないところが受けたんだと」などと語っていた。