フジテレビの永島優美アナウンサー(31)が31日、MCを務める同局系「めざまし8」(月~金曜前8・0)を卒業した。番組の最後には涙をこらえながら、卒業のあいさつをした。永島アナは番組エンディングで「改めまして皆さん、おはようございます」と視聴者にあいさつ。涙をこらえながら「こう、ごあいさつさせていただくのも今日が最後となりました。およそ9年間、この『おはようございます』とともに皆様の大切な朝の時間にお邪魔させていただき、本当にありがとうございました」と、キャスターを務めた「めざましテレビ」時代と合わせた9年間について感謝の言葉を述べた。
続けて「目覚めのいい朝、ちょっと憂鬱な朝、あと、寒くてなかなか布団から出られない朝だったり、バタバタしてちょっと急いで出かけなきゃっていう朝、本当にいろいろな朝があると思います。そんな中、少しでも気持ちのいい朝を迎えていただけるよう、試行錯誤しながら走ってきた9年間でした」と振り返り、「正直9年間もフジテレビの朝の番組を担当させていただけるなんて、当時は本当に想像もしてなくて、それも視聴者の皆さんが、温かく受け入れてくださって、時には笑ってくださって、ごめんなさい、いろんなやらかしもやってしまったんですけど、それも笑ってくださったおかげで、その一つ一つの優しさのおかげで、今日という日を迎えられたなと心から感じております」と心境を伝えた。
後任は同局の小室瑛莉子アナウンサー(24)が務める。永島アナは「皆さんに朝のあいさつをさせていただくのは、今日が節目となるんですけど、来週からは後任の小室瑛莉子アナウンサー、後輩なんですが、笑顔がトレードマークの本当に明るい後輩です。その小室アナウンサーがとびきり明るい『おはようございます』を皆さんにお届けしてくれると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と頭を下げた。
最後に「私自身、今後も変わらず自分らしく、何事も楽しみながら、この日々の皆さんへの感謝の気持ちをお返しできるように毎日精進してまいりたいと思います。引き続きよろしくお願いします。本当にありがとうございました」と感謝の言葉であいさつを締めくくった。
番組冒頭ではMCの俳優、谷原章介(50)から「さあ永島さん、番組最後の日がやってきました。最後の1時間50分、よろしくお願いします」と話題を振られると、「お願いします。噛みしめたいと思います」と返答。2年前に番組が始まった際に同じようにあいさつしたことを思い返して「あっという間ですね、2年間」と話した。
「めざまし8」は「とくダネ!」の後番組として21年3月にスタート。谷原と永島アナのタッグで番組を盛り上げてきたが、永島アナが入社10年目を迎える節目で卒業することが決まった。