タレントの向井亜紀(53)が23日、自身のブログを更新。代理出産で母となった元日本テレビキャスターでタレント、丸岡いずみ(46)と映画コメンテーター、有村昆氏(41)夫妻を祝福した。
向井は、日頃朝はテレビを付けないが、この日は雪の影響の情報を見るためにテレビをつけたとし、「飛び込んできたのが、有村さん丸岡さんご夫妻のベビちゃん誕生のニュースでした」と、代理母出産で3400グラムの第1子となる男児誕生のニュースを知ったとし、「おめでとうございます。ものすごーく静かに応援しておりました」とした。
息子とともにニュースを見た向井は「この生まれ方、同じ方法なんだよ。君たちはアメリカで、この子はロシアで生まれたんだね」と話し、息子も「うん、わかる。命がけだよね」と言っていたことを明かした。
そして「中学2年生、14歳。これからいろんな気持ちでこの話題を感じたり、理解したりしていくのでしょう」と自身の息子たちを気遣いながら「が、少なくともここまでは、子どもたちに出自を正直に伝え続けてきてよかったと思っています。命を大切に生きていってほしい。本当にもうそれだけです」と母としての願いもつづった。
向井は2000年に子宮摘出手術を受け、代理出産を依頼した米国人女性に夫で元プロレスラーの高田延彦(55)との受精卵を移植。女性は03年に米ネバダ州の病院で双子の男児を出産し、同州の裁判所は高田夫妻との親子関係を認めた。夫妻は同年、東京・品川区に出生届を提出するも不受理。05年に処分取り消しを東京家裁に求めるも却下され、07年の最高裁判決では子供を出産した女性が母親という判例が尊重され、不受理が確定。08年に家裁の審判で双子との間に特別養子縁組が成立。双子は日米の二重国籍だが戸籍上、実子となった。