米山新潟知事が辞表提出 出会い系通じ女性に金品「公職を目指す者の重みを理解していなかった」
更新 sty1804180017女性問題が取りざたされている新潟県の米山隆一知事(50)は18日午後、県幹部を通じて県議会議長に辞表を提出し、県庁で記者会見した。「多くの方の信頼を裏切り、心よりおわびする」と謝罪。インターネットの出会い系サイトで知り合った女性に金品を渡して交際していたと認めた。
県は辞職に伴う知事選を6月上旬投開票とする日程を軸に調整している。
この女性問題は19日発売の週刊誌に掲載される予定だ。関係者によると、記事は米山氏が2016年の知事就任前後、出会い系サイトを通じて複数の女性と交際し、金品を渡していたとの内容。
米山氏は記者会見で「相手の方の歓心を買うためプレゼントや金銭のやりとりがあった」と説明。違法性の認識について「売買春と言われる可能性はあると思っていた。公職にある者、公職を目指す者の重みを理解していなかった」と述べた。
米山氏は17日に女性問題を理由に進退を検討する方針を表明。共産、社民両党など県政与党からも辞職要求が出ていた。