日本サッカー協会に宮本恒靖新会長が就任 元代表の47歳「より良くしていく」

就任会見に臨む日本サッカー協会の宮本新会長=東京都文京区(福島範和撮影)
就任会見に臨む日本サッカー協会の宮本新会長=東京都文京区(福島範和撮影)

日本サッカー協会は23日、東京都内で評議員会と臨時理事会を開き、元日本代表主将の宮本恒靖専務理事(47)が第15代会長に正式就任した。田嶋幸三会長(66)の後任で、任期は2年。新会長は記者会見で「自分一人ではできないことがある。たくさんの人を巻き込みながら日本サッカーをより良くしていきたい」と所信表明した。戦後最年少でJリーグ元選手、ワールドカップ(W杯)出場経験者の会長は初。

取り組む大きなテーマに、世代別を含む各代表チームの強化、女子サッカーの拡大、日本協会の商業的価値の向上を掲げた。2031年女子W杯の招致を目指し、男子では日本代表が50年までにW杯で優勝するという従来の目標を踏襲する。

宮本会長はW杯に2度出場。J1のG大阪で監督経験を持ち、22年から協会理事、23年から専務理事となった。

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