世界各国から集結した大道芸人が迫力のある技を披露する「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡2023」が2日、静岡市葵区の駿府城公園など18カ所で開幕した。8カ国から52組111人のアーティストが参加。会場では洗練されたパフォーマンスに、大きな歓声や拍手が起こった。5日まで。
同公園では、中国出身で東京都在住の張海輪さん(44)が台の上に椅子を6脚重ね、高さ約8メートルで逆立ちするなどバランス芸を披露。ファイアパフォーマンスを4人で行うグループは両側に火の付いたたいまつを上に投げたり、高速でまわしたりして観客を魅了した。
大道芸W杯は新型コロナウイルスのまん延で中止の時期も続いたが、今年で30回目。歴代のチャンピオンなど海外アーティストが2019年以来4年ぶりに参加した。