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林修、4年続く「いわれなき誹謗・中傷」を告白 『初耳学』での発言が切り取られ…警察に相談、訴訟準備

 予備校講師でタレントの林修が16日、自身の公式ブログを通じ、過去に番組出演した際の発言が切り抜かれ、誹謗中傷に悩まされてきたことを報告。所属事務所と相談のうえ、名誉毀損として警察に相談し、訴訟準備を進めていると伝えた。

林修氏 (C)ORICON NewS inc.

林修氏 (C)ORICON NewS inc.

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 「ご報告」と題したタイトルの投稿で、「実は、ここ数年、SNSにおいて、私が問題提起のために第三者の主張を引用した際の発言を切り抜き、あたかも私が『年収890万〜920万ないと社会のお荷物』であるという見解を持っているかのような虚偽事実を投稿されることが多々あり、いわれなき誹謗・中傷に悩まされてきましたが、今回対応策を取ることにしましたので、皆様にご報告申し上げます」とつづった。

 切り取られているのは、2019年放送の『林先生が驚く初耳学!』(MBS、現・日曜日の初耳学)で、いわゆる「高学歴ニート」に対した場面での発言。「番組の準備に際して、私が心掛けたことはまず決して彼らを否定しないこと」などと意識するなか、社会的コストへの理解を深めてもらうため、山本一郎氏が執筆した記事「年収890万〜920万ないと社会のお荷物なのか」から許可を得て引用したという。

 当時の放送から該当部分を書き起こし、キャプチャ画像も貼り、自身の発言が引用に基づいたものだと説明。林は「僕自身は、『年収890万〜920万ない』人が、『社会のお荷物』であるとはこれっぽっちも考えていません。そんなことを、テレビを通して発言することなどあり得ません。引用した時点で賛成していることと同じだという意見も見かけましたが、そんなことを認めたら、多様性豊かな今の社会に存在する、様々な意見さえ紹介できなくなります。これが暴論であることも明らかです」と強調した。

 しかし、こうした事情を「一切カット」した画像などがネット上にあがり「差別的な人間であるかのような扱い」を受け、4年後の現在も収まらないという。林は「繰り返しますが、『年収890万〜920万ないと社会のお荷物』という見解は私の見解ではありません。それにも関わらず、あたかも私の見解であるかのような虚偽事実を投稿することは、私の名誉を侵害するものです。ここまでエスカレートすると、さすがに何らかの措置を講じる必要があると判断し、所属事務所とも相談の上、名誉毀損として警察に何度も相談しています。さらには、弁護士の先生にも相談し、訴訟の準備も進めています」と記した。

 さらに「私のように、多少は知られている人間が行動を起こすことによって、軽い気持ちで人を傷つけるようなことが少しでも減れば、という思いもあって今回の決断に至りました」とし、「確かにSNSは便利です。しかし、使い方を誤れば鋭利な凶器にもなることを再認識していただきたく、今回のご報告となりました。ご理解たまわりますよう、よろしくお願いします」と呼びかけた。

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