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2023.2. 9

賃貸物件ではバイクの置き場所どうしてる?バイクを置きたい場合の7つの方法


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賃貸ではバイクをどこに置いている?

賃貸物件にバイクを置きたいとき、駐輪場に停めていいのか、空いてるスペースに停めていいのか、はたまた駐車場を借りないといけないのかと、疑問も多いですよね。

この記事では、意外と知らない賃貸物件での「バイクの置き場所」について解説しています。
入居後にバイクの置き場所に困った!といったことのないよう、事前に考えておきましょう。


50cc以下の原付は「駐輪場」、50cc超のバイクは「駐車場」へ

まずは、基本的なルールです。

一般的に、排気量が50cc以下の原付(原動機付自転車)は、道路路交通法によるバイクの区分によって『自転車』と同じ扱いになり、駐輪場に停めます。

また、50cc超~400ccまでの普通二輪(普通自動二輪車)や400cc超の大型二輪(大型自動二輪車)は、『車』と同じ扱いになるため、駐車場へ停めることになります。

ただ、法律上はそうであっても、物件によって停められたりそうでなかったりと、様々です。たとえば、
・50cc以下の原付でも駐輪場NG
・125ccまでのバイクも駐輪場に停めてOK
・駐車場には車しか置けない(バイクNG)などです。

そのため、バイクを置きたい場合は事前に確認・承諾を得ると安心です。

125ccのバイクはどこに停めたらよい?

125ccのバイクは法律上でも曖昧な立ち位置にいるため、ことさら停める場所が定まっていないのが現状です。

自転車扱いの「原付」は駐輪場、車扱いの「バイク」は駐車場というのが基本ルールですが、125ccのバイクはそのどちらにも当てはまっています。
「道路運送車両法」では原付二種であるため、50cc以下の原付同様、本来なら駐輪場に停められるはずなのですが、「道路交通法」では、小型の普通二輪となっており車扱いとなります。
そのため現状では、駐輪場に停めてよいのは50cc以下の原付のみとしている物件の方が多いです。
しかし、125ccのバイクも駐輪場に停められる物件が増えてきてもいるため、物件ごとに確認が必要となるのです。

また、最近になって、125ccの車両の扱いを変える法改正の可能性が出てきました。
そうなると下記の区分や定義も変わるでしょうから、今後の動きに注目しておくと良さそうです。

排気量 道路運送車両法 道路交通法
50cc以下 原付一種 原付
~125cc★ 原付二種 普通二輪(小型)
~250cc 軽二輪 普通二輪
~400cc 小型二輪 普通二輪
400cc超 小型二輪 大型二輪

賃貸でもバイクが置きたい場合の7つの方法

賃貸物件で、バイクを置きたい場合にはどんな方法があるでしょうか。ここではバイクを置く7つの方法と、メリット・デメリットを紹介しています。

 

1.「駐輪場付き」の物件を探す
2.「バイク置き場付き」の物件を探す
3.「駐車場」を借りる
4.近隣のアパートの駐車場だけ借りる
5.近隣の「月極駐車場」を借りる
6.近隣の「ガレージ」「コンテナ」を借りる
7.「ガレージハウス」の賃貸物件を探す

1.「駐輪場付き」の物件を探す

50cc以下の原付であれば、基本的には駐輪場に停められることが多いため、まずは「駐輪場」付きの物件を探してみるとよいでしょう。

ただし、自転車があまりにも多く停まっていたり、駐輪場に十分な広さがない場合は、幅をとるバイクは停めるスペースがないことも。そのため、内見時には駐輪場をしっかり見ておきましょう。

また、自転車用の輪留めしかない場合も、原付バイクを停められないため注意が必要です。

 

駐輪場のメリット・デメリット

【メリット】
・駐輪代無料の場合も多い
・敷地内に停められるので便利
・駐輪場付きの物件数は多いため、お部屋探しがしやすい
・地下や屋内など、完全に屋根のある駐輪場であれば、雨や風でも安心


【デメリット】
・屋外の場合は、雨風の影響を受けやすい
・自転車が倒れたりしてバイクが傷ついたり、盗難の恐れがある
・スペースに余裕がなく停められない場合も

2.「バイク置き場付き」の物件を探す

50cc超のバイク乗りの方や、駐輪場にバイクを置くスペースがない場合は、「バイク置き場」付きの物件を探すとより安心です。

バイク置場にもいろいろな種類があり、白線が引いてあるだけのもの、屋根があるものなど様々です。
また、駐輪代が別途かかる場合も多いです。
室内写真や内見時には、どのようなバイク置き場なのか、しっかりとチェックしましょう。
バイク同士の間隔が十分にあるかも見ておくと良いですね。


こういったガレージタイプのバイク置き場がある物件も!

 

バイク置き場のメリット・デメリット

【メリット】
・排気量に関わらず停められる
・1台分のスペースがしっかり確保されていることが多い
・敷地内に停められるので便利
・屋根やガレージタイプのものもある


【デメリット】
・バイク駐輪代がかかることが多い
・台数が少ない、先着順などで停められない場合も
・駐輪場付きの物件よりも数が少ない

3.「駐車場」を借りる

中型・大型バイクになると、駐輪場には停められないため、車と同じように駐車場を1台借りて停める方法があります。

その場合、駐車場にバイクを停めたいことを大家さんに伝え、指示や許可をもらうようにしましょう。

物件によって、駐車場はNGでも代わりに物件の空いたスペースに停めてもいいという指示をもらえたり、車より駐車料を少し安くしてくれる、なんてこともあるようです。

 

駐車場のメリット・デメリット

【メリット】
・自分専用スペースのため、必ず置ける
・広々と停めることができる
・屋内や地下駐車場なら雨風や防犯面でも安心


【デメリット】
・駐車料がかかる
・平面駐車場の場合は、雨風の影響をうける
・目立ちやすいため、盗難やいたずらの恐れがある


続いてここからは、自分の住んでいる物件にバイクが置けなかった場合の方法です。

4.近隣のアパートの駐車場だけ借りる

隣の賃貸物件の駐車場が余っているようであれば、この物件の大家さんもしくは管理会社と契約をし、バイクを停めるために駐車場だけ借りるという方法があります。

ただし、その物件の入居者専用であることも多いため、駐車場だけ別に借りられるかは問い合わせてみないといけません。
募集中であれば、月極駐車場の看板が設置されていることもありますね。

駐車場が多めにあるような物件であれば、一般に貸し出していることもあるため、もし自分の住む物件の敷地内に停められなかったときは、一度近隣の物件を探してみてもいいかもしれません。

 

近隣のアパートのメリット・デメリット

【メリット】
・物件周辺に停められる
・自分の住む物件より良い環境な場合も


【デメリット】
・一般募集しているか問合せが必要
・別契約の手間がかかる

5.近隣の「月極駐車場」を借りる

物件にバイクを置けるスペースがないのなら、近隣の「月極駐車場」を探して、別に契約するという選択肢があります。
月極駐車場の中には、バイク専用の停めるスペースが用意されている所もあります。

ただ、物件近くに都合よく見つからないことや、あっても空きがないことがあります。

 

近隣の月極駐車場のメリット・デメリット

【メリット】
・屋外であれば比較的安価で借りられる
・バイク用に白線で区切られている場合もある
・屋内や地下駐車場だと、雨風や防犯面でも安心


【デメリット】
・探す手間がかかる
・空きがない場合がある
・物件から離れてしまう場合も
・屋外だと雨風の影響を受けやすい

6.近隣の「ガレージ」「コンテナ」を借りる

近隣の「ガレージ」や「コンテナ」を探して、別に契約するという方法もあります。

倉庫などに利用するのが主ですが、バイクが置けるガレージやコンテナもあります。
また、バイク専用に作られた「ガレージ」や「コンテナ」もあります。

雨や風から守ることができ、平面駐車場よりも防犯面で安心といえるでしょう。

 

近隣のガレージ、コンテナのメリット・デメリット

【メリット】
・バイクが傷みづらい
・防犯面で安心


【デメリット】
・自分の住む物件から離れてしまう可能性がある
・空きがない場合がある
・数が少なく見つけづらい
・利用料が高い

7.「ガレージハウス」の賃貸物件を探す

賃貸物件に住む際、第一優先を「バイク」にするほど愛車を大切にしたい方には、思い切って「ガレージハウス」の賃貸物件に住むのがおすすめです。

ガレージハウスは1階がガレージになったメゾネットタイプの物件がほとんどです。

また、ガレージハウスの物件自体が少ないため、見つけるのが難しいですが、一番安全かつ便利にバイクを保管できます。

 

ガレージハウスのメリット・デメリット

【メリット】
・車やバイクを雨風から守れる
・防犯面でも安心
・間取り内にガレージがあるため便利
・何台も置ける


【デメリット】
・物件数が少ない
・基本的にメゾネットタイプの間取りしかない
・車を想定しているため、バイクのみを置くには少々贅沢

関連記事はこちら

ガレージハウスとはどんな物件?賃貸で住む場合のメリット・デメリット 【図説】メゾネットタイプとはどんな物件?階段がある暮らしのメリット・デメリットを徹底解説!

「バイク置き場」がある物件を借りる際の注意点

賃貸物件で「バイク置き場」のある物件を探すとき、設備にあればそれでよいと思ってしまいますが、実は「バイク置き場あり」=バイクが確実に停められるわけではないので注意が必要です。
ここでは4つの注意点を紹介します。

1.「バイク置き場」は先着順かつ数台分しかない

バイク置き場が物件の戸数分あることはほとんどなく、台数は数台のみ、それも先着順で埋まってしまうことの方が多いです。

たとえば、新築物件でまだ誰も入居していないのであれば、3~4台分程しかなくても先着順で停められることもありますが、築年数がそれなりに経っている場合は、すでに埋まっている可能性が高いので「バイク置場」があっても停められないことがあります。

そのため、申込みの前にバイク置場が確実に停められる状況かどうか確認しておきましょう。また、内見時には、屋根付きなのか、十分なスペースがあるか、など実際にバイク置き場の様子を見ておきましょう。

2.大家さんにバイクを置くことの承諾を得よう

入居前にすでにバイクを持っているのなら、申込みをする前に、バイクを停めたい旨や停めるスペースがあるかどうか、どこに停めたらよいかを聞いておくとよいでしょう。

また、入居してからバイクの免許を取ったり、バイクを購入した際も、勝手に空いているスペースに停めてしまうと、他の住民や大家さん、近隣住民とのトラブルを招く可能性があるため、管理会社を通して、大家さんに承諾を得るようにしましょう。

3.バイク駐輪代が有料かどうか確認しよう

駐輪場にバイクを置ける場合でも、物件によっては有料なことがあります。

自転車の場合は、無料もしくは有料だと月200~500円代なのに対し、バイクの駐輪代は月1,000~3,000円程が相場です。

また、専用の「バイク置き場」がある場合は、車の駐車場と同じく有料の場合が多いでしょう。

4.バイクの騒音トラブルに注意しよう

バイクのエンジン音による排気音は、カッコいい反面、音が大きく騒音トラブルになってしまうこともあります。時間帯など十分気をつけるようにしましょう。

あまりに静かな住宅街だと、どんなに気をつけても騒音になることもあるため、物件を探す際は、立地にも気をつけると良いかもしれません。


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よくある質問

125ccのバイクはどこに停めればよいですか?

物件によって対応が違うため、確認が必要です。
125ccのバイクは「道路交通法」では原付二種であるため、自転車と同じく駐輪場に停められるはずですが、「道路運送車両法」では、小型の普通二輪となっており車と同じく駐車場に停めねばなりません。
曖昧な立ち位置であることから、駐輪場には50cc以下の原付のみ可とする物件が多いのが現状です。しかし、125ccのバイクも駐輪場に停められる物件が増えてきているため、停めたい場合は物件ごとに確認してみましょう。

また「バイク置き場」のある物件であれば、排気量に関わらず停められますが、申込の前には、空きがあるかどうか確認する必要があります。
 
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