米EV支援策にメーカー反発 北米生産限定など条件厳しく
米国市場で自動車メーカーが新たな壁に直面している。8月中旬に成立した歳出・歳入法に盛り込まれた、電気自動車(EV)購入を巡る新たな政府支援策だ。支援は完成車の北米生産を前提とする。車載電池の部材の生産も北米でなければ十分な支援を受けられない。厳しい条件が並び、メーカーからは反発の声も上がる。
新たな支援策は、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の新車を買う消費者に対し、最大7500ドル(約1...
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