~今後の環境への具体的取り組み<1>~

2013年1月に新潟市万代地区に完成予定の新社屋「メディアシップ」は郊外から新潟市の中心市街地への移転による市街地活性化、多メディア時代の情報発信基地を目指します。

 新潟市のシンボル・万代橋近くに建設する 新潟日報社「メディアシップ」(完成予想図)

新社屋「メディアシップ」では積極的に環境に配慮した、省CO2のシステムを導入しています。そのことが評価され国土交通省の2010年度第二回「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されました。

新社屋「メディアシップ」におけるエコの取り組みには以下のようなものがあります。

まず、市街地への社屋移転による社員の通勤手段の自家用車から公共交通機関への転換により脱車社会、コンパクトシティ化を図ります。

建設される新社屋では新潟の気候特性や敷地特性を活かしたサイドフィン形状(エアウィング)を利用した自然通風システムや24時間対応型のパーソナル環境制御システムを導入します。執務者の在席に応じた空気換気、照明制御をおこないます。

またテナントとのエネルギー管理の情報化システムを図るため基準階分散型BEMS(ビルエネルギー管理システム)を導入し、省CO2コミュニケーションのためのエネルギーの「見える化」を推進します。

さらに低層部屋根を屋上緑化、地下ピットに貯蓄した雨水の利用などをおこなうなど、最新の技術の導入による新潟県における環境コミュニティーの創出の先導的役割を果たすビルを目指します。

新社屋のテナントや近隣住民の皆様のみならず、一連の取り組みをエコムーブメントとして広く県内全域に広げていきます。

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