阿波踊りの思い出は？俳優・犬飼貴丈インタビュー【全文公開】

あわとく撮影後、徳島県出身の犬飼貴丈さんに単独インタビューを行いました！
インタビューの内容を全文公開しちゃいます！

いやもう、楽しかったですね…なんかすごく、徳島県で撮ってるし、徳島県の方たちに囲まれながら撮ってたので、すごくリラックスして臨めたなって感じでした。

もう、なんだろうな…小さいとき以降やってなかったので「どうだろうな」って思ってたんですけど、実際に踊ってみると昔に踊ってた…のか、それとも自分にそういう踊る阿呆のDNAが遺伝子に刻み込まれてたのか…そういうなんか勝手に動くようになってるのかなあとか、すごく発見がありました。

昔、おじいちゃんとかおばあちゃんとかに連れられて、一緒に行ったりとか、当時の写真とかを見返していると、ハッピを着ている僕がおばあちゃんにだっこされているところとかを見て、すごくなんだろうな…僕らの家族の中では夏に行くっていうのがルーティンになってたんだと思うんですけど。結構、どの家庭もそうなのかなっていうか。僕の中でのお祭りのルーツは阿波踊りなんだろうなって感じますね。

えーと…おばあちゃんが、なんかの連？に入っていて、そこで踊らせてもらった記憶はありますね。

ほんとに幼稚園のときとか、だと思うんですけど、かなりちっちゃいときに。おばあちゃんと踊った記憶がありますね。

場所はそれこそメインの藍場浜の演舞場で見た記憶はありますね。

普段見ているおばあちゃん・おじいちゃんとかが、シーズンになるとちょっと違うんですよね。

なんだろうな…パワーがあるというか、生き生きとするというか。で、実際に踊ってるおばあちゃんを見るとやっぱりパワーがすごかったなっていうのを、いま思い出しましたね。

やっぱその、さっきも言いましたけど、DNAじゃないですかね？　阿波踊りのDNAがもう、そうさせるんじゃないかなっていうのは（思います）。

きょう感じましたね、それを。

実際にみなさんと踊ってるときに、やっぱり楽しいなって感じましたし、どこかなつかしく感じたので、自分にもその血が流れているんだなというのを再認識しました。

あの東京でも、下北沢とか高円寺とかかな？　阿波踊りをやってるんですよね。で、友だちと行ったりとかしたときもあるし、すごく東京にいても徳島を感じるときは結構ありますね。

生活の中でですか？　海苔ですかね…（笑）
と、なんですかね…徳島でよかったなと思ったことは…あの、変な言い方になりますけど、「会話のとっかかりになりやすい」というか。

「徳島県出身です」って言ったら「あの阿波踊りの！」とか言われたり。ちょっと前だと、米津玄師さんが大塚国際美術館で「Lemon」歌ってらっしゃってとか、都内出身ですっていうよりも、徳島出身ですって言ったほうが、結構興味持たれるっていうのが多いですね。

仕事でですか？　ないですね！
ないですけど、それこそ、ちょっと前にはなってしまうんですけど、映画の「眉山」とか、すばらしい映画だったんですけど、僕ももうちょっと早くデビューしてれば、そういった地元を盛り上げる作品に携われてたのかなって…後悔というか、そういうのもあるので、もしまたそういった町をあげての映画とかあると、俳優として少しでもお力添えできる機会があればうれしいなと思ったりはしますね。

なんかこう、それを毎年楽しみにできるというか。それを待ちわびてる感みたいなのはすごく感じるし、冬の寒いときも、阿波踊りのためにみんなちょっとガマンしているという感じもあるんで、そういったとこは素晴らしいなと感じますね。

いや行きたいですし、まあムリだとしても東京でやってる阿波踊りもありますし、なんかそういったのに少しでも見たりとか、できればいいなっていう願望はあります！

いやほんとに徳島県民として宿命でもあり使命でもあり願いでもあると思うので。はい。

ほんとに徳島県の根付いている文化っていう感じがしました。お祭りというか、文化、カルチャーなんだなっていうのを感じました。