比例代表で初当選した日本維新の会の新人、松野明美さん（54）。
昭和63年に開催されたソウルオリンピックでは、陸上・女子1万メートルに出場したほか、マラソンでも活躍しました。引退後はタレントなどとしてテレビ番組に出演しながら、熊本市議会議員を2期、熊本県議会議員を2期務めました。

開票速報で当選確実が伝えられると「驚きで胸がいっぱいになりました。18日間の選挙戦を走り続けたことで、多くの人たちと出会い、言葉を交わすことが出来たと思う。スポーツ、福祉などの分野でデジタル化がよりすすむよう環境整備に取り組み、国、熊本の発展のために精いっぱい頑張っていきたいです」と述べました。

また松野さんは「いつかは次の世代に自信を持ってたすきをつなぐことができるように、国会に行きたいと思っていました。長い選挙戦の中で、子育て環境をよくして欲しい、消費税を期間限定でいいから5%ぐらいに減らして欲しいという声を聞きました。野党という立場で、自民党の意見を、それは違うんじゃないですかと言えるような立場で、みなさま方の代弁者になって頑張っていきたいです」と述べました。