毎年4月にイタリアのミラノで開催される「ミラノ・デザイン・ウィーク」。18日~23日までロー・フィエラミラノで開催される世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」に合わせて、ミラノ市内でもさまざまな展示が行われています。

昨年10周年を迎えたルイ・ヴィトンの「オブジェ・ノマド コレクション」。 ミラノの中心部にある新古典主義の歴史的な宮殿、パラッツォ・セルベローニを会場にして展示が開催されました。

会場に足を踏み入れるとMARC FORNESによる巨大なインスタレーションが来場者を迎えてくれます。

ルイヴィトン ミラノデザインウィーク
MARC FORNESによるインスタレーション。1㎜ほどの薄いアルミニウムが素材に使われている。

館内には白を基調にした空間にこれまでコラボレーションしてきたデザイナーとの作品を展示。ソファなどの大きな家具から小物まで、さまざまなアイテムが並びます。

ルイヴィトン ミラノデザインウィーク
室内はアイコニックなルイ・ヴィトンのモノグラムをデザインに取り入れたパーティションでゾーニング。
ルイヴィトン ミラノデザインウィーク
日本人デザイナー、吉岡徳仁さんが手掛けたフラワーベースに、アトリエオイによる花のオブジェを合わせて。

新たに登場したのはデザイナーデュオ、ロー・エッジズによるソファ「BINDA SOFA」。

ローエッジズによる新作「binda sofa」と「binda armchair」

デザイナーの自由な発想を高い技術力で応えるアートピースのようなルイ・ヴィトンの家具コレクションに今後も注目が集まりそうです。