時事通信社が選ぶ10大ニュース(2019年)特集

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【国内1位】
令和へ代替わり

 天皇陛下は5月1日に即位され、令和の時代が始まった。上皇さまは4月30日に退位し、30年余り続いた平成は幕を閉じた。天皇の退位は約200年ぶり。象徴天皇制を定めた現憲法下では2人目の即位で、戦後生まれの天皇が誕生した。
 改元に先立ち、菅義偉官房長官が4月1日に新元号は令和と発表した。陛下は5月1日の「即位後朝見の儀」で「国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、象徴としての責務を果たす」と決意を述べた。10月22日の「即位礼正殿の儀」には191の国や機関などの代表らが参列。11月10日の「祝賀御列の儀」では、皇后さまとオープンカーでパレードし、沿道に12万人近くが集まった。同14~15日には皇居・東御苑の大嘗宮で、天皇が一世に一度行う「大嘗祭」に臨んだ。
 写真は、「即位礼正殿の儀」で、高御座(たかみくら)から即位を宣言される天皇陛下=10月22日、皇居・宮殿「松の間」(内閣府提供) 【時事通信社】

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