NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の公式インスタグラムが14日、更新され、ラクチョウのおミネを演じる田中麗奈が撮影中に感涙した秘話を明かした。
田中は現在放送中の第20週「ワテかて必死や」(第92~96話)から登場。東京・有楽町にあふれる街娼「パンパンガール」の親玉、おミネを演じている。この日の放送では、雑誌「眞相婦人」に掲載された記事でスズ子の発言が自分たちを見下していると激怒したおミネの誤解を解こうと彼女たちの住処に向かったスズ子。立場が違うので理解することはできないと聞く耳を持たないおミネたちだったが、スズ子は「ワテかて死に物狂いや!」と声を荒らげ、母も、弟も、最愛の人すら結核で失い、娘を守ろうと思ったら明るく歌っていくしかないのだと心情を吐露した。その言葉に彼女たちも共感し、おミネも誤解だったと頭を下げた。
公式インスタグラムには、趣里と田中の笑顔のツーショット写真とともに「撮影裏話」と題し、「このオフショットを撮らせていただいた際、田中麗奈さんが感動で涙してしまうという、思わぬ出来事がありました」と報告。出演が決まって以来、おミネやスズ子のことを考えながら「ブギウギ」の放送を視聴していたそうでスズ子とおミネが分かり合えたシーンに感極まったと説明した。そして趣里に「あなたの姿に日本中が元気をもらってるんだよ」と声をかけたことをポストし、「おミネさんの気持ちと田中さんの気持ちがあふれてしまったエピソードでした」と締めた。
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朝ドラ通算109作目。戦後の大スターで“ブギの女王”として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、大正生まれのヒロイン、鈴子が人々に勇気と希望を与える姿を描く。
- 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00、 BS/BSプレミアム4K:7:30〜7:45
- 【作(脚本)】足立紳、櫻井剛
- 【音楽】服部隆之
- 【主題歌】中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
- 【語り】高瀬耕造(NHKアナウンサー)
田中の思いを知った朝ドラファンはSNSに「率直にかっこいい」「心がぽかぽかになった」「本当に元気もらっています」「本当におミネさんみたい」と感激するコメントがズラリ。またスズ子の記事に激怒し啖呵をきったおミネのイメージとは真逆のエピソードに「役とのギャップがステキ」というリポストや「設定人物と同化するまで作り込んでいるから泣けるし、喜びも全身で表現できるんでしょう」「圧倒された」と田中の演技にかける思いに痛感する声もあった。