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Arturo Holmes//Getty Images
ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)

9月13日はアメリカの「ハゲていることは美しい(Bald is Beautiful day)」の日、通称「ハゲの日」。遺伝だけでなく病気、投薬や治療の副作用などで髪を失った人から自分の意思で剃った人まで髪のないことの美しさを称える日である。脱毛症と闘うジェイダ・ピンケット・スミスもセルフィーを投稿、「髪のないすべての兄弟姉妹たちへ。”ハゲていることは美しい”の日、おめでとう」とメッセージを送った。

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courtesy of Jada Pinkett Smith via Instagram

今年3月のアカデミー賞授賞式ではプレゼンターのクリス・ロックが彼女の髪型をからかったことに夫のウィル・スミスが激怒、ロックを引っ叩き世界中を騒がせた。この事件をきっかけに彼女が脱毛症であることが注目を集めたが、彼女は2018年にすでに髪が抜ける症状について自分がホストを務めるトーク番組「レッドテーブルトーク」で語っていた。また昨年12月には髪を剃った姿でインスタグラムに登場。脱毛症で頭の中央部分の髪が線状に抜けてしまったことを説明し、外科手術を受けたと思われないように剃ったと話していた。ジェイダは「この時点では笑うしかない」「髪が抜けた線を隠すのは難しいからみんなに質問される前に話そうと思った」と語り、「私と無毛症は友達」とポジティブにコメントしていた。

今年6月にもジェイダはトーク番組で脱毛症について改めて言及。「私の健康状態や授賞式で起こったことを考え、多くの人が私にそれぞれの持つストーリーを語ってくれた」「式でのことが、私と同じように脱毛症を抱える人にこの病気がどのようなものであるか話すきっかけ、世界中の人に知ってもらうチャンスになればと思っている」と語っていた。これからの啓発活動にも注目が集まっている。