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国立大で初、全学生に現金 豊橋技科大、新型コロナで次々と支援策

2020年5月25日 02時00分 (5月27日 03時55分更新)

エールランチを食べる豊橋技術科学大の学生たち。左から2人目は寺嶋学長=豊橋市天伯町で(同大提供)

 豊橋技術科学大が、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する学生たちへの支援策を相次いで打ち出している。国立大初となる全学生への現金支給や学食の無料提供をはじめ、返済不要な奨学金の新設を進める。影響の長期化も見据え、学外からの募金もスタート。大学関係者は「学生が勉強や研究に取り組める環境づくりに協力してほしい」と呼び掛ける。
 豊橋技科大は、留学生を含む約二千人の全学生に一律三万円支給を柱にした「緊急学生経済支援プラン」を五月中旬にまとめた。プランは現金支給のほか、「TUTエールランチ」と題して週一回、希望者全員に無料の昼食提供や、新型コロナの影響でアルバイト先がなくなった学生らに学内で働ける...

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