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県内今夏山岳遭難88件 昨季から41件増、初心者増要因に

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 05時00分更新)
遭難者を救助する県警の救助隊員=北アルプスで(県警提供)

遭難者を救助する県警の救助隊員=北アルプスで(県警提供)

 県内の夏山シーズン(七、八月)の山岳遭難発生件数は八十八件で昨シーズンから四十一件増加したことが県警のまとめで分かった。新型コロナウイルスの影響で昨シーズンは過去十年で最も少なくなったが、今シーズンは七月の連休中に遭難が相次いだのに加え、アウトドア人気の高まりを背景に登山を始めた初心者が増加し、平年並みとなった。
 県警山岳安全対策課によると、遭難者数は三十九人増の九十一人で、死者九人、行方不明者四人、負傷者四十三人に上った。年代別では四十歳以上の中高年が八十人と約九割を占めた。居住地別では関東地方を中心とした県外在住者が八十人、県内在住者が十一人。
 特に単独の登山者の死亡、行方不明が目立ち、...

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