米テスラ、EV販売で世界一から陥落 中国BYDが初めて首位に

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ニューヨーク=真海喬生
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 電気自動車(EV)の販売で、中国大手のBYDが米国のテスラを四半期ベースで初めて上回り、世界首位に立った。テスラは長くEV業界をリードしてきたが、最近は伸びが鈍化している。一方で、BYDは主力の中国市場を中心に新型車を次々に導入し、昨年10~12月期の販売は前年同期比で6割伸ばした。

 テスラが2日に発表した昨年10~12月期の販売台数は、前年同期比で19・5%増の48万4507台だった。値下げに加え、主力の米国市場で2023年内に購入すれば半年間の無料充電特典をつける販売キャンペーンを実施したことで、四半期として過去最高を記録した。だが、伸びは前四半期の26・5%増より7ポイント鈍化した。価格の高さに高金利が重なっていることや、充電網への不安が理由とされる。

 BYDは低価格車を中心に新…

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