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日本と出会った難民たち――生き抜くチカラ、支えるチカラ Kindle版

4.1 5つ星のうち4.1 10個の評価

私たちは、彼らのことを知らなすぎた。

日本の難民申請者はここ5年あまりで急増。ミャンマーから、トルコから、アフリカから、世界各地から来た彼らは、難民として認定されることもかなわず、入管に収容されたり、働けずにホームレスになったりなど、厳しい環境に置かれている。そうした環境に負けずにたくましく生き抜く難民たちの姿と、周囲で支える日本人たちの姿に迫る、渾身の一作。

この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

商品の説明

著者について

根本かおる(Kaoru Nemoto)

神戸市生まれ。東京大学法学部を卒業後、テレビ朝日にてアナウンサー、報道記者として勤務。
フルブライト奨学生として米国コロンビア大学国際関係論大学院で修士号取得。
1996年から2011年末まで、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)職員として、トルコ、アフリカ・ブルンジ、コソボ、ネパールなどで難民援助の最前線で支援活動にあたるとともに、ジュネーブ本部で政策立案や民間部門からの活動資金調達のとりまとめを行う。
WFP(国連世界食糧計画)広報官、国連UNHCR協会事務局長も務めた。2012年よりジャーナリストとして活動を開始。国内外の難民問題をはじめ、人権・人道問題について、幅広いメディアで発信している。
著書に『ブータン――「幸福な国」の不都合な真実』(河出書房新社)、『ふるさとをさがして~難民のきもち、寄り添うきもち~』(学研教育出版)。

英治出版Webサイトで「根本かおるの社会派映画案内 スクリーンの向こうに故郷が見える」を連載。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B075M76PXJ
  • 出版社 ‏ : ‎ 英治出版 (2013/4/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/4/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 19032 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 198ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 10個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は日本における難民問題を「灯台元暗し」という表現で記述しているが、まさにそのとおりだろう。我々日本人は国内にいる難民について知らなさすぎるのかもしれない。少なくとも私はそうであった。我が国の透明性を欠く難民承認の手続きについても大いに見直す必要があるだろう。本書のタイトルは「日本と出会った難民たち」であるが、「日本と『出会ってしまった』難民たち」とするほうが日本における難民の惨状を表すにはふさわしい。本書の後半はNPOや民間団体による難民支援活動も紹介されており、難民問題に対して個人で何ができるか考える契機になるだろう。難民問題は対岸の火事ではなく日本が今まさに直面している問題であり、国民が認識しなければならないものであることが本書を通じて痛感される。是非手に取ってもらいたい一冊である。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難民問題と聞くと、海外のことのように思われる方が多いと思います。
でも、難民問題は大変身近な問題です。
祖国を追われ、命からがら逃げてきた人が日本にやってきます。
日本政府は彼らを収容し、生存権を脅かすような待遇で扱います。

これは、多くの人が知るべき現実です。
身近に難民の人がいたら、その人は、深く心を閉ざし、付き合いにくい人だ、と感じることがあるかもしれません。
しかし、その背景には、彼らが祖国でひどい仕打ちを受けてきた背景があるかもしれません。

もちろん、この本は多くの人に読んでほしいです。
でも、日本で何かのきっかけで、難民に触れる機会があった人に強くこの本を読んでほしいと思います。
難民の人は、私たちのすぐ近くにいるかもしれないのです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月7日に日本でレビュー済み
読みやすく良くまとまっており良い本だった。日本における難民問題に興味がある人は必読。興味が無くても是非読むべき。

前半部分の法制度の欠陥や難民申請者との会話など暗い内容も多いが、後半は難民を支援しようとする日本人の取り組みを取り上げており勇気づけられる。

また、企業や法律事務所の取り組みなどCSRのあり方としても中々参考になる本だと思う。

大変おすすめ。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
偶然、仕事で難民に会う機会があり、日本の難民受け入れ対応のまずさを知ったのが最近のことでした。

この本は、日本に住んでいる難民の苦しみ、悩み、苦悩に光をあてた、あたたかい面と、なかなか難民認定をせず、
制度改革もせず、難民の声に耳を傾けない日本の現状という冷たい面の両面をバランス良く描いた、素晴らしい1作
だと感じました。また、NGO、弁護士など、難民のために活動する人たちの現実の様子についても、よくわかる内容
になっていて、著者の綿密な取材がベースとなって、難民の今、難民受け入れ制度の今が、ぐっと迫ってきます。
ともすると忘れられがちな、難民の子供や、女性についても、詳しく書かれていて、日本の難民制度や、難民が抱える
問題の大きさを改めて痛感させられる内容でした。

特に印象に残ったのは、難民は支援して欲しいのではなく、自分たちで働きたいのだ、という点。
難民認定されない間、合法的に仕事をすることが出来ないため、NGOなどの支援に頼るしか道が無い。
その状況を作り出しているのは日本政府なのだということ。この点に、強い怒りを感じずにはいられませんでした。

また、難民の子供たちが強く生き抜こうとする姿に感動しました。

難民の今が、リアルがわかる、オススメの本です。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月30日に日本でレビュー済み
国内ではあまり知られていない、難民として日本で生きる人々と、彼らを援助する活動を分かりやすく記した本。

まずこの本を読み、「私達日本人は難民をどう捉えているのか」考えさせられた。彼らは祖国で命の危険に晒され逃れてきた人々で、日本も採択している難民条約で保護されるべき対象であるということ。不法入国者と同等の扱いで良いのかどうか、私達一人ひとりが考える必要があり、この本はそのきかっけになると思う。

故郷を離れ不自由に暮らす難民一人ひとりに寄り添った視点を持ちながらも、日本の法的制度の矛盾、国際法に抵触しかねない日本政府の難民に対する扱いを指摘できるというのは、幼少期に海外生活を経験し、かつUNHCRの職員として長く国外の難民問題に関わった経歴を持つ、根本かおるさんだからこそ出来ることではないだろうか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月28日に日本でレビュー済み
現在の日本は、経済の停滞、自殺者3万人、生活保護受給者の増加、若者の雇用の問題、原発事故からの国内難民など、自国のことだけでも問題が山積している。その上、他の国からの難民たちをなぜ助けなければならないか、この本を読めばその答えが見えてくる。相手の立場にたって考えること、人権とはなんであるかを考え行動することによって、日本社会がより良い方向に行くのではないだろうか。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月24日に日本でレビュー済み
「難民」の認識が変わった。難民というと飢饉や内乱等で路頭に迷うイメージであった。しかし、現代日本において、海外からの多くの「難民」の人たちがこれほどまでに人権を無視されていると状況にあるとは夢にも思っていなかった。私は、日本は人権大国を目指すべきという持論であるが、あまりにも隔絶している事実に愕然とした。難民認定の他国比での低さ、認定申請中のセーフティーネットの不十分さ、更に「ウシク」と呼ばれる収容施設の劣悪さ。どれも現代日本の恥部と言ったら言い過ぎであろうか。本文では著者とクルド難民家族との心温まる交流の模様が描かれている。「難民」と一括りにするのではなく、「顔の見える」対策が大事である。NPOを始め、難民同士の助け合いのネットワークが広がりつつある動きには希望の光を感じた。「難民法」制定の動きにも注目したい。著者が指摘するように「難民の受け入れ」をこれまでの「国際貢献」「人権推進」という文脈の中だけでなく、「多文化共生」「人材確保」からも捉えていく視点が重要であると認識を新たにした。多くの日本人に読んでもらい、まずは事実認識をしていただきたい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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