具体的には、今国会で不動産法改正案、住宅法改正案、水資源法改正案、通信法改正案、国防工事・軍事区域の管理・保護法案、末端組織の安全保障への参加部隊法案、身分証明法案が採択されました。また、土地法改正案や、信用組織法改正案の採択が次期会議に延期されるということです。

今国会では、質疑応答や国会により選出または承認された44人の役職者に対する信任投票も行われました。また、国会は社会経済開発、国家予算など重要な課題について協議しました。

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閉会式で発言に立ったブオン・ディン・フエ国会議長は次のように語りました。

（テープ）

「第6回会議が成功しました。国会の各機関や、政府、ベトナム祖国戦線中央委員会、最高人民裁判所、最高人民検察院、関係機関の取り組みと協力、周到な準備を高く評価します」

このように語ったフエ議長は今後、世界情勢が複雑に推移することから、ベトナムはチャンスに恵まれる一方、多くの課題に直面する恐れがあるとの見解を述べ、次のように話しました。

（テープ）

「2024年は区切りの年であり、第13回党大会決議に盛り込まれた任務を完遂するため、重要が意義があります。戦略的な突破口とみられる事業の促進を基礎に、経済成長の促進、マクロ経済の安定化、インフレ抑制、大きなバランスの確保、経済再構築、投資環境の改善、労働生産性や競争力の向上、内力の活用に尽力するよう求めます」