釣るより銃で撃つ方が早かった!?かれいの仲間オヒョウの知られざる生態

日本の漢字では「大鮃」と書くオヒョウという魚なのに、ヒラメの仲間ではなくカレイの仲間で、体長が3メートルを超え体重は200キロを超える個体もいることで知られる巨大魚の生態に迫ります。

海外ではオヒョウをメインとする漁師は年間1億円稼ぐとも言われており、何もかもが桁違いの食用魚になる大きな魚の正体とは

画像:Maailm




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オヒョウとは

オホーツク海、大西洋、ベーリング海、北極海などの冷たい海。日本では根室など北洋でも分布していますが、日本では昔ほどいなくなってきて漁獲されるのは稀になってきているのが現状のようです。

たまにスーパーなどの鮮魚コーナーで見かけるオヒョウの切り身の多くははノルウェーやグリーンランド、アイスランドからの輸入品です。北海道でとれたものは微量で本州各地まで出回ることはありません。

オヒョウは食べておいしい食用魚、オヒョウは端的に一言でいうと「脂ののったカレイ」。
非常に脂が乗っており、日本人が好む塩焼きや煮つけにするとちょっとくどく、ムニエルや唐揚げの方が美味しく食べれます。
特にムニエルはオヒョウの味を堪能するにはもってこいの調理法です。

オヒョウの唐揚げは鶏胸肉のようにさっぱりしているけどジューシーで。口当たりも軽いからビールと一緒に。最高だった。また食べたくなる味です。

新鮮であれば刺身が美味いらいいです。食べたことのある人に聞くと
「北海道で刺身を食べたことがありますが、身がとてもしっかりしていて脂身もさっぱりしていてバランス良く美味しかったのを覚えています。おひょうを、越える刺身にはまだ出会ってませんといえるくらい美味しいです。」とのこと。

SNSのコメント=====
今から50年程前に故郷の前浜で釣れた。極々稀に大物が釣れた。1m四方って感じでまるで座布団って感じ。当時は道糸10号のテグスで秋あじも釣っていた。そのテグスが切れて竿が折れるかと思った。母親は今だにおひょうの刺身が食べたいと言うが中々手に入らない。

フロリダ在住者です。アラスカで釣れました。引きはすごいです。釣り好きな人は釣れたらたのしいですね。食べました。とても美味しいです。大きさは 1m20です。厚みがあり引きも楽しみ 最高でした。違う船で 大物が1m89が釣れてました。上げるのに時間が掛かったと言ってました。

アラスカに住んでいますが、うちでは昆布締めで刺身にしたり、サビーチェにして食べます。9月になると深場に移動してしまうので、釣れるシーズンは6月から8月の終わりくらいです。今週末は、銀鮭を釣りに海に行きます。川では鮭の産卵を追いかけてくるマスを釣るのが、1番いい時期です。マスは11月くらいまで、大型が釣れますよ。

オヒョウと聞くとどうしても開高先生のベーリング海での釣行記オーパを思い出す。ハリバットダービー、パンサイズ、ドアサイズ、マンサイズ。あの類いの魚は針がかりするとズッシリとゆっくりと円を描きながら上がってくるとか。その円の径で掛かった魚の大きさがわかると。懐かしいな。