神戸に新加入のGK新井章太が背番号「21」に懸けた想い。迷わず選んだ熱い理由とは
川崎時代の2019年以来となるJ1でのプレーに
1月16日、神戸が新体制会見を開催し、各選手が意気込みを語った。 「前川(黛也)選手という素晴らしい選手を抜いて、日本代表に選ばれたい」 【PHOTO】井手口、岩波、宮代らを積極補強!リーグ連覇狙うヴィッセル神戸が新体制&新ユニ発表会見を実施! 決意を口にしたのは千葉から加入した35歳のGK新井章太だ。 昨季J1を制したチームには日本代表GKの前川がおり、横浜からはオビ・パウエル・オビンナが加入。レギュラー争いは激しい。それでも熱血漢の彼らしく言葉は力強い。 「一生チャレンジャーであり続けたいので、J1でチャレンジする場を与えてくれたヴィッセル神戸に感謝したいです。タイトルを獲って恩返ししたいです」 2020年からはJ2の千葉で1番を背負って、昨夏からの約半年を除いて存在感を示してきたが、J1でのプレーは2013年から2019年まで所属した川崎以来だ。ただし、2019年にはチームをルヴァンカップ優勝に導く活躍を見せた。 神戸での背番号もその当時の輝かしい記憶が込められた。 「プロ14年目ですが、21番を背負った年が一度だけあります。あのルヴァンカップを獲った時に付けていたので、迷わずに選びました」 川崎でも出場機会が限られても決して腐らずにトレーニングに励み続け、トロフィーを獲得する原動力になった。あの再現に期待したい。 取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)