『半沢直樹』“黒崎検査官”で話題の金融庁 実は検査官経験者の弁護士・野村修也が明かす現場「頑張った検査官がたくさんいました」

大人気ドラマ『半沢直樹』(TBSテレビ系)で注目の金融庁検査について、弁護士の野村修也氏が経験をもとに解説した。

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このドラマで、金融庁の検査官(その後国税庁へ異動)・黒崎駿一役の片岡愛之助の演技が登場のたびに話題に上っているが、実は野村氏は、黒崎が務めていた「金融庁の検査官」を務めたことがあるという。

そこで、9月15日(火)のニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」に出演した野村氏が金融庁について解説した。

「昔、金融検査は大蔵省がやっていたんです。当時、大蔵省は金融も財政もやっていたんですが、金融の監督がうまくいかなくなって、そこに税金を投入するということになった。その時に、金融監督と財政を両方扱っていると、財政の失敗を税金で埋めることになるのではないか、と批判があり、『金融監督庁』、後の『金融庁』ができたんです」

そこで、金融検査のやり方を抜本的に変えるべく、検査官を民間人から採用する動きになり、当時、大学教授になったばかりの野村氏に白羽の矢が立ったそうだ。

番組パーソナリティの垣花正は「黒崎検査官が半沢直樹を徹底的に追い詰めるシーンが印象的ですけど、ああいう検査方法は実際にあるんですか?」と問うと、野村氏は「当時は不良債権がよくあったので、『隠してるものはないのか!』って実際に探したり、本当に日本のために頑張った検査官の人たちはたくさんいました」と語り、一見悪役のように映る金融庁だが、実際は日本のために奮闘していたそうだ。

野村修也氏、熊谷実帆アナウンサー、垣花正

また、野村氏はドラマの演出に関して気になる点があるという。

「少し、やりすぎの部分があったので、『検査方法に違法なことが描かれていますよ』ってTBSに言ったんですよ。そしたらドラマの終わりに『金融庁の銀行検査などに関連するシーンは架空のものです』って入れてくれて」

と明かした。

二宮和也「嵐がすごく補っていてくれたというか…」俳優業でもバラエティでも活躍できている理由を自己分析

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、秋元康さんと二宮和也さん。ここでは、バラエティや俳優などマルチな活躍を見せる二宮さんのスゴさについて、また、嵐の5人が連名で設立を発表した「株式会社嵐」についても語り合いました。

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)秋元康さん、二宮和也さん



◆秋元も絶賛する“二宮のバラエティセンス”

秋元:ニノのバラエティセンスはすごいよね。

二宮:本当ですか!?

秋元:多分、日本で5本の指に入るくらいうまいと思う。

二宮:うれしい……!

秋元:だけどさ、やっぱり俳優は俳優をやらなきゃいけないのよ。だから、俳優とバラエティを兼ねるのってなかなか難しいんだよね。

二宮:そうなんですよ。実際に今(いろいろな仕事を)やっていて思うんですけど、結果的に“保険”って言ったら変だけど、嵐がすごく補っていてくれたというか。

秋元:そうだよね。しかも、嵐で新会社を作るんでしょ? まだ詳しく決まっていないだろうから今回は聞かないけど、そういう船があるといいよね。

二宮:そうなんですよね。みんなそれぞれ思うところは多分あって、個人の関わり方も違うはずなので、そこを“え、どうなったの?”って聞くよりかは、“会社”という箱を共通のものとして持って、そこで何となく(メンバーの)誰かが何かをしていることを感じられたほうがいいんじゃないか、っていうのもあったので。



秋元:これから5人が一緒になってどういう形になるかわからないけど、これはニノにとっても、みんなにとってもいいことだよね。1つの受け皿ができたわけでしょ?

二宮:そうですね! かつ(発表したことで)応援してくださる方と共有できるところまで漕ぎつけられたというのは……。

秋元:ファンの方も一般の方でも、やっぱり一番は“5人は(絆で)結ばれていたんだな”っていうことがすごくうれしいんじゃない?

二宮:それをちゃんと(世間と)共有できて、僕らも“大野智は生きている”ということを定期的に発信していかなきゃいけないので。大野さんは発信できないから(笑)。

◆二宮「時間がないです(笑)」

秋元:我々の仕事って浮き沈みがあるからさ、それこそ、ニノはフリーランスになって“いただいたチャンスは引き受けたい”みたいなところがあるじゃない? それで、今もバラエティとか俳優業とか、いっぱい(オファーが)あるだろうけど、そうするとどんどん時間がなくなってくるんじゃない?

二宮:なくなってくる(苦笑)。でも、ありがたいことに(嵐の頃は)それプラス歌もあって、踊りを覚える時間もあって、ライブツアーもあって、グループでやっているバラエティ番組もある……っていうのがフルフルでのスケジュールだったので。

秋元:そこの隙間に俳優業があったんだもんね。

二宮:そうですね。でも、個人になっても(嵐の頃から)ずっとそんな生活をしていたから、(仕事のジャンルに合わせて)切り替えるスイッチに意外となってくれていたというか。それでいうと、変な意味じゃないんだけど(バラエティが)ちゃんと息抜きになっていた、っていうのがあったみたいです。

秋元:しっかり俳優としてやっているニノもいれば、バラエティのニノも“楽しそうにやっているな”っていうメリハリを今も感じるよ。

二宮:(バラエティ番組の制作サイドも)「楽しんでくれたら!」みたいなスタンスで呼んでいただけたりするので、すごく助かっていますね。でも確かに、おっしゃる通り時間がないです(笑)。

秋元:そうでしょ(笑)。

▶▶二宮和也「連続ドラマ」の向き合い方に変化!? 続きは「AuDee(オーディー)」で!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00

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