山内圭哉、上半身裸の役に「もう罰ゲームみたいな…」“根性論”“合理的”日英演出の違いも

2024年2月10日(土)4時0分 マイナビニュース

舞台『モンスター・コールズ』のフォトコールが9日に東京・PARCO劇場で行われ、佐藤勝利、山内圭哉、サリー・クックソン(演出)、パトリック・ネス(原作)が取材に応じた。
同作は英国でベストセラーとなった小説の舞台化作。2016年には映画化され(邦題『怪物はささやく』)世界的に高い評価を受け、18年に英国で舞台初演、19年のローレンス・オリヴィエ賞で「Best Entertainment and Family」(現:Best Family Show)を受賞し、22年にはイギリス・ロンドン、ブリストル、アメリカ・ワシントンと各地で上演された。闘病中の母親と2人で暮らしている13歳の少年 コナー・オマリー(佐藤)の前にモンスター(山内圭哉)が現れ、物語を語る。ほか瀬奈じゅん、葛山信吾(※葛は草冠・日・匂)、銀粉蝶らが出演する。
○■舞台『モンスター・コールズ』モンスター役の山内圭哉
モンスター役の山内は、“エアリアル”にも挑戦。「エアリアルって、宙に浮いたりね。それだけじゃなくて高足的なの履いたりとか。そもそも裸ですしね。もう罰ゲームみたいなもん」と苦笑。「お話をいただいてイギリスの上演映像を観て、モンスターの登場シーン観た時に止めましたもんね。『これあかん』と思って。僕52ですからね。宙に浮いてる時点でフィジカル的にはなかなかだなと思って、この先を知らないどこ、と思って1回止めたんです」と明かす。
一方で、エアリアルの稽古について「日本ですると根性論になってくると思うんです。『できないとこは毎日やってこ』みたいな。そうじゃなくて、演出チームの方々がすごくスマートに、日にちを必ず空けて、脳を整理するのを待ってくれるんですよね。それが馴染みやすかったです。すごく合点がいくというか、合理的というか、不安なく今日まで来ました」と、英国チームとの作り方の違いを感じていたようだった。
山内が「キャストが出ずっぱりだったりして、いつもみんなが違うアンテナを立てて演じないといけない」という同作。「非常に繊細なところがいろいろあって、明日初日ですけども、どっきどきですよ、久しぶりに。なので、早く上着を着たいなと。体壊したら最悪やん」と会場を笑わせる。「いろんなことに気をつけながら、この『モンスター・コールズ』という作品をお客さんと一緒に作りたいなと思います」と意気込んだ。
東京公演はPARCO劇場にて2月10日〜3月3日、 大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて3月8日〜17日。

マイナビニュース

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