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『天主信長 我こそ天下なり』 [-2018読書]

日本古来お馴染みのミギナナメーノなのっぺり肖像画。

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我が山形県天童藩織田宗家に伝わる、
当時の宣教師が描いたと云われる西洋技法の肖像画。
  → 織田信長の画像(三宝寺) 歴代肖像画1千年 【肖像ドットコム】

そして京都は大徳寺に重要文化財として木像が安置されている。
それも実際に信長を目にした職人が制作したものゆえにリアルだ。
(大昔にひとりで京都旅行に行ったときにオレも拝見したぞよ (^^)d )
  → 大徳寺総見院 2013春の特別公開 (戦国を歩こう)

同時代、その信長没後も多くの武将、人物が存在したが、
このようにリアルな姿が後世に伝わることが、
信長の先進性と偉大さを表している?
(しかしこの顔で気難しく短気だったので仕える部下は怖いわな (×_×) )

さて最近の小説たちは何れも本能寺の変に関わっていれば、
この当の本人の解釈物語も面白い!
  → ミッちゃん目線・・・『光秀の定理(レンマ)』
  → イエッチ目線・・・『峠越え』


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数万の一向宗徒を殲滅。
武田を滅ぼし、北陸から上杉、中国の毛利へも派兵。
誰の目にも織田の天下は目前に見えていた。
だが、信長の目論見は違っていた。
時を要する統一事業への焦り。
豪華絢爛たる安土城や常宿・本能寺を使った大からくりとは。
竹中半兵衛や黒田官兵衛、秀吉、光秀を巻き込み、
恐るべき世紀の計画が、まさに実行に移されようとしていた・・・。

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実際に本能寺の変では信長の遺体は発見されていないことが、
後世で様々に想像を駆り立てるのだろう。
しかし次々と新たな解釈での展開を披露する作家という人たちは凄い。
豊かな感性で、空想に優れなければ務まるまいか (^^)


天主信長 我こそ天下なり

天主信長 我こそ天下なり

  • 作者: 上田 秀人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/08/26
  • メディア: 単行本



天主信長〈表〉 我こそ天下なり (講談社文庫)

天主信長〈表〉 我こそ天下なり (講談社文庫)

  • 作者: 上田 秀人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/08/09
  • メディア: 文庫


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