確信犯とは･･･。

またもや週末どよよんのお天気です。
台風18号も接近中。
自宅で沈殿してます。

以下、ますます気持ちが落ち込むような、メンドくさいお話です。(^^;;




先日、色んな番組で取り上げていた、国語に関する
世論調査。

「確信犯」
悪いことだとハッキリわかっていながら、悪いことをする人、
ではないんですよね。

道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと
確信してなされる犯罪。


しかしながら、正しく理解している人は、たった17パーセント！
最初に書いた意味で使う人が圧倒的に多いようです。


朝起きた時の気分が良くない。

目覚めが悪い、ではなく、寝覚めが悪い。
でも多くの人は、目覚めが悪い、を使う。


愛想をふりまく、は間違い、で愛嬌をふりまく、が正しい。

これは、理解している人の方が多いようです。


ら抜き言葉、さ入れ言葉。

見られる、には受け身の意味も意味もあります。
見ることができる、という可能の意味で使う場合は、
見られる、よりも、見れる、と言った方が
言いやすいし、わかりやすいような気もします。

さ入れ言葉、知りませんでした。
見させていただきます、はおかしいけど、よく耳にするなあ…。
丁寧に言い過ぎ、ということですね。


昔からよく誤用を指摘される言葉。

「情けは人のためならず」
他人に対して、情けをかけるのは、その人にとっては良いことではない。
その人のためにならない。

ではなく、

めぐりめぐって自分に返ってくる、人のためではなく、自分のためである。
人には親切にしよう、ですね。


僕の個人的なこととして、
「怒り心頭に達す」は間違い、「怒り心頭に発す」が正しい、とは最近知りました。
「おざなり」と「なおざり」の違い、何度調べても忘れます。


よく耳にする、「的を得た意見」は、「的を射た意見」が正しい、
そう思っていました。
ところが、どうもそうとは言い切れないという考えもあるようです。




さて、漢字の読みもムカチチイ、いや難しい、というお話。

テレビのアナウンサーが面白いことをおっしゃってました。忘れられません。

「○○監督は、敗因をアワアワと語りました」→（淡々と語りました）

「次の試合では実力を発揮出来るよう選手をコマイしました」→（鼓舞しました）


知っている人のお話で

「こまめじまはイイところですね～」　→　　（小豆島はイイ所ですね～）

「中国の兵馬俑は、あつまきですなあ」　→　（圧巻ですなあ）

「こまごに、この文化を伝えねばなりません」　→　（子孫に、この文化を伝えねばなりません）

「あの棚に置いてある、しかこじま焼酎を下さい」　→　（鹿児島焼酎を下さい）

「私にも、おもはるきはあったのよ」→（思春期はあったのよ）

「美女らんまい！」 → (美女乱舞！)


きっと自分も間違ったことを、言ったり書いたりしていることでしょう…。
人のことは笑えません。(^^;;



漢字の読み間違いはともかく、言葉が変化して、多くの人が使っている表現が
定着していく現実があります。
※感じ → 漢字 17:18訂正。
(まあ、よりによって、こんな記事で間違えてしまいました。
あ〜お恥ずかしい。m(_ _)m)

キチンと意志の疎通が出来ればそれで問題はないと思いますが、
言葉の変化を受け入れる気持ちには個人差があると思います。

気持ちの悪い表現、自分は使わない、しかし、人が使っていても指摘しない。
このスタンスが無難かも知れません。

僕は、「何気に」「良さげ」という言葉がホントはあまり好きではありません。
しかしながら、みんカラでもよく目にします。
敵を作りたくないので、受け入れ、さ、せていただきます。
みなさん仲良くしてください。m(_ _)m

以上！です。(^_^)



それにしても、いつになったらスカッと晴れるねん！