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山岳遭難が埼玉県内で増加している。2022年中の発生は87件に上り、14人が亡くなった。件数、死者数とも統計を取り始めた1995年以降で最多だった。1000メートル以下の山で事故に遭うケースも相次いでおり、県警は「身近な低山でも油断しないでほしい」と、登山届の提出など事前準備の徹底を呼び掛けている。【成澤隼人】
18年は51件だった山岳遭難は、コロナ禍の登山・ハイキング人気などを背景に増加が続いている。県警地域総務課によると、22年の遭難者97人のうち、原因別では「滑落・転落」が30人。「道迷い」が29人、「転倒」が19人、「病気・疲労」が16人――と続いた。年代別では60歳以上が4割超を占めた。
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