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小島聖 家族を振り返ってみて 舞台「ラビット・ホール」

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=久家靖秀撮影
=久家靖秀撮影

 幼い息子を突然失った女性とその家族を描いた舞台「ラビット・ホール」(作・デビッド・リンゼイ・アベアー、上演台本・篠﨑絵里子、演出・小山ゆうな)が23日~3月6日、KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)で上演される。主人公・ベッカを演じるのは小島聖。「今日は子どもに優しくしてみようとか、夫と話してみようとか、見ていただく方に、ふっと自分の家族のことを振り返ってもらえるような時間になったらうれしい」と話す。

 ピュリツァー賞受賞作。米ニューヨーク郊外に住むベッカは、8カ月前、交通事故で4歳の息子を亡くした。愛息の面影をいまだ家の中に探し求める日々。彼女は妹イジー(占部房子)から妊娠の報告を受け、心を乱す。夫ハウイー(田代万里生)や母ナット(木野花)との関係もぎくしゃくし始めたある日、息子を車でひいた青年ジェイソン(新原泰佑)から会いたいと手紙が来る――。

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