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県内で登山する際に遭難などしないよう、県警が注意を促している。動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで、ヘリによる山岳救助の様子を撮影した動画を配信した。県警地域課は「映像を見て、登山は油断すると危険だと知ってほしい」と呼びかけている。
動画は、「おにゅう峠」(小浜市・滋賀県高島市、標高820メートル)と「野坂岳」(敦賀市、標高913メートル)で11月と12月に起きた山岳遭難事故を撮影。遭難者の発見から救助完了までの様子がテロップ付きで4分弱流れる。
おにゅう峠で遭難したのは風景写真を撮りに来た80代の男性。知人と別れ、1人で撮影するため山に入ったあと行方が分からなくなった。映像には、救助員が、衰弱して水辺付近に倒れていた男性の体に救助用具を取り付け、県警ヘリ「くずりゅう」に運び込む様子が記録されている。男性は防寒着や非常食を持たず、低体温症の状態だったという。
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