米国、完全非核化から北朝鮮に譲歩か 現実的な核開発凍結案が浮上

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非核化協議の下がるハードル
非核化協議の下がるハードル

 板門店での6月30日の米朝首脳会談で合意された実務者間の非核化協議再開を前に、北朝鮮は25日に短距離弾道ミサイルを発射するなど揺さぶりをかけている。一方、早期の協議再開を望むトランプ米政権内には、北朝鮮の核開発「凍結案」が浮上。実際に提案すれば、これまで掲げてきた「完全廃棄」要求からの大幅な譲歩で、日本の安全保障環境にも大きく影響する。交渉の行方を展望する。【ワシントン高本耕太、ソウル渋江千春】

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