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習氏、党の「核心」…歴代指導者に並ぶ

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中国歴代指導者と主な出来事
中国歴代指導者と主な出来事

 【北京・河津啓介】中国共産党の習近平総書記(国家主席)が第5世代指導部の「核心」となったことについて、党機関紙・人民日報は「党の団結を守り、指導を集中、統一するため」と解説した。中国が直面する難題は山積している。方針を巡る指導部内の争いが表面化する事態は避けなければならないとの危機感を反映したものだろう。

 「核心」が特別な意味を持つのは、それが単なる呼称ではなく、党中央の機関決定を経た地位だからだ。晩年のトウ小平氏には「最重要問題についてはトウ同志のかじ取りに任せる」との党内の秘密決議があった。江沢民氏にも類似の決議がなされていたとみられている。

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