ライター : ☆ゴン

ぶりとハマチはどう違うの?

スーパーの鮮魚コーナーでよく見かけるぶりとハマチ。寿司店に行くと、必ず注文するという人も多いですよね。このぶりとハマチは、見た目や食感が同じような気がしませんか?

名前は違うけど同じ魚なのでは?ぶりとハマチとはどう違うの?と疑問に思っている人がたくさんいるはずです。この記事では、ぶりとハマチの違いを、いろんな角度からわかりやすく解説。あわせて、おすすめのレシピもピックアップしてみました。

ぶりとハマチは同じ魚だった

じつは、ぶりとハマチは同じ魚なのです。「え?名前が違うのになぜ?」と思う人がいるのは当然のこと。ぶりは、スズキ目アジ科に分類される海水魚で、成魚をぶり、幼魚をハマチと呼びます。

ぶりはハマチ以外にも、サイズによっていくつかの名前を持つ魚。このように、成長度合いで呼び名が変わる魚を出世魚といい、ほかにスズキやカンパチなどが有名です。

出世魚のぶりは成長ごとに名前が変わる

出世魚であるため、80cm以上まで成長して、はじめて「ぶり」と呼ばれます。ハマチはその成長過程にある、35~60cmサイズの幼魚のことです。ただし、これは関西での呼び名で、関東では同サイズのものは「いなだ」。関東の人にはこちらのほうが馴染みがありますね。

15cm未満の稚魚、もじゃこからはじまり、わかな、つばす、ハマチ、めじろ、ぶりと呼び名が変化。関東や北陸、そのほかの地方ではもじゃことぶり以外、また名前が違うのでややこしいですね。サイズに特段の決まりはなく、呼び名と同じく区分けも、地域によって微妙に異なります。

ぶりとハマチの旬は少し違う

ぶりを漢字で書くと「鰤」。字からもわかるように、師走から真冬にかけてが旬です。オホーツク海や日本海など、北の冷たい海に分布する回遊魚で、冬には南下して日本沿岸に近づきます。そのため冬は寒ぶりと呼ばれ、脂がのって一番おいしく高価な時期。

一方、ハマチの関東名であるいなだは、漢字で「鰍」と書きます。まさしく秋が旬でもっともおいしい時期。ただし、市場に流通するハマチはほとんどが養殖物です。価格変動も少なく、1年を通して店頭に並びます。

大きなものは、養殖ぶりと明示して出荷されることがありますが、関東ではどんなサイズであっても養殖物はハマチ。天然物はいなだ、ぶりと呼んで区別しているようです。

ぶりとハマチは赤身魚だった!見た目や味の違い

ぶりとハマチは白身ではなく赤身魚

ぶりとハマチは大きさが違いますが、見た目はそっくり。どちらも緑がかった青い背中と白い腹を持つ、れっきとした青魚です。

一般的に、ぶりやまぐろなどの高級魚を青魚と呼ばないものの、いずれにしても肉質は青魚特有の赤身。ハマチの切り身が白っぽいので、白身魚と思われがちですが、血合いの赤さを見ればよくわかります。

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