門司海洋少年団

今回の「子育て知っ得」は、子どもたちに海の楽しさを通じて、海に関する知識や技術を身につけ、たくましい人間を育てることを目的に活動する「海洋少年団」に密着。元気いっぱいの海っ子に会うために、門司海洋少年団におじゃましてきました!

大海原のように広く大きな心と夢を!
【門司海洋少年団】

北九州市の海洋少年団は、約40年前に誕生した。「しつけは訓練の基本である」という考えのもと、「『ちかい』と『やくそく』の実践」を基本方針としている。子どもたちにはこれが自然と身につき、自ら進んで守れるよう指導している。現在市内では門司団が活動している。小学1年生から高校生まで、準団員を含め常時17、18名の団員が月に1回から2回の訓練に参加。「怪我も自己責任、すべて自分で体験して学ぶ」という姿勢で、これから大人になっていく過程で、とても大切なことを学んでいる。

門司海洋少年団の様子1

集合、制服で整列してリーダーの声かけで行われる朝礼。元気がないと部屋に入るところからやりなおし!という厳しい指導もしっかりこなし、今日の訓練への期待に、みんなの笑顔もはじける。
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制服の胸のバッチを見れば、今何ができるのか、すべてわかるようになっていて、子どもたちはこのバッチが増えていくことがひとつの励みになっている。
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この日の最初の訓練は「ライフジャケットの正しい着け方」。教官から正しい着け方と知識について学んだあと、自分たちで装着。その後各自点検を行う。小さなお友だちにはリーダーが一人ひとりチェックをしながら教えていく。
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ライフジャケットが正しく着けられたら、岸壁からの飛び込み訓練。本来は洋服でチャレンジして、実際の海難事故の際の体の重みなども体験するのだそう。最初はドキドキでなかなか飛び込めなかったお友だちも勇気をだして「えぃっ!!」。だんだん楽しくなってきて何度もチャレンジするお友だちも。なかなか勇気が出せない時には、教官が一緒に飛び込んで訓練することもある。
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子どもたちも楽しみにしていたカヌー訓練。教官やリーダーの指導の元、どんどん上達していく。今年の全国大会に出場するメンバーもいるとのことで、真剣に取り組む様子が印象的。その他大会では水泳、カッターボート、手旗、ロープワークなどが競われる。
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午前の訓練が終わって、待ちに待ったお昼ご飯。この日は父母会の手作り焼きそばや、アメリカンドックが振る舞われ、子どもたちの目もキラキラ。一生懸命訓練に取り組んだあと、この熱々のできたてを頬張る瞬間がたまらないよね!

お友だちVOICE

★お友だちが来ていたので、誘ってもらって参加したのがきっかけです。普段体験することがないようなことばかりですごく楽しいです。
★最初は怖くてできなかったことも、だんだんできるようになることがうれしい。
★友達の紹介で入ったけど、合宿などで他の県のお友だちができたりして、今はそんな交流がすごく楽しいです。
★海で活動したあとのご飯がすごくおいしいので、がんばることができます。
★厳しいこともあるけど、自分たちのためになるんだと理解できるので、しっかり取り組むことができます。

スタッフメッセージ

門司海洋少年団のスタッフ

海洋少年団は、全国に約80団有り、門司団は、九州北部地区(福岡、大分、佐賀、長崎)連盟に所属しています。「海に、まなび」「海に、きたえる」をモットーに、基本訓練(集団行動、挨拶、立振る舞い、基本動作、号指令、礼式等)、手旗信号、ロープワーク、カッター訓練、カヌー、ヨット、体験航海、水泳、奉仕活動(海岸清掃、募金活動)、キャンプ、レクレーションなどの活動をしています。団員は、小学1年生から高校3年生まで21名で一緒に訓練を行っていて、卒団後には指導者として活動しています。みなさんの参加を団員一同お待ちしています!


詳細などお気軽にお問い合わせください。

【名称】門司海洋少年団
【連絡先】事務局長 中村嘉延(ナカムラ ヨシノブ)
【携帯】090-9497-5724
【住所】〒801-0831 北九州市門司区丸山一丁目11-7

公益社団法人日本海洋少年団連盟(外部サイト)

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