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男女ともに関学大に敗北

男女ともに関学大に敗北

◇第46回総合関関戦本戦◇6月5日◇於・関西学院大学三田グラウンド

【男子】
[第1Q]関大2ー1関学大
[第2Q]関大0ー1関学大
[第3Q]関大0ー1関学大
[第4Q]関大0ー2関学大
[試合終了]関大2ー5関学大

【女子】
[第1Q]関大0ー1関学大
[第2Q]関大0ー2関学大
[第3Q]関大0ー1関学大
[第4Q]関大0ー2関学大
[試合終了]関大0ー6関学大

△開会式の選手たち
△円陣を組む男子

男子の試合が12時から開始された。第1クオーター(Q)、関学のセンターパスから試合が開始された。DF和田陽向(人2)がボールを奪い、ゴール際へのパスでチャンスを演出する。開始4分、和田はディフェンスでも実力を発揮する。関学がゴールへの直球シュートを放つも和田がスティックを使いボールを弾いた。先制したのは関大だった。5分にFB杉本逸綺(商4)からFW大塚皓介(文3)へのパスがつながり、シュートを決める。その後、6分にはペナルティーコーナー(PC)で和田のヒットがゴールに入り、追加点を獲得。2分間に2得点という素晴らしいスタートを切った。しかし、関学大も黙ってはいない。8分にカウンター攻撃からヒットを打たれ、2ー1で第1Qを終えた。

△シュートを決め、喜ぶ和田

リードする状態で始まった第2Qは、序盤から関学大の猛攻を受ける。その後ゴール側まで攻め込まれ、GK田中雄生斗(商3)が跳ね返したボールをヒットされ同点に追いつかれる。その後も、関学の攻撃が続くも、なんとか持ちこたえ、前半を終えた。

△田中

後半がスタート。第3Q、序盤から関学にゴールラインまで攻め入られ、3回のPCを相手に与える。GK田中の守備力が光り危機は乗り越えた。しかし、なかなか守備から攻撃する展開に持ち込めない関大。8分に押し切られる形で関学大に勝ち越しを許した。

第4Q、どうにか追いつきたい関大。3分にPCを獲得し、和田がヒットを放つも右側にボールがそれる。5分と6分に2点の追加点を許し、試合が終了。序盤の勢いが続かず悔しい結果となった。

△整列する選手たち

一方の女子は第1Q、序盤からPCを与え、先制点を与えてしまう。MF山下日菜子(人3)がディフェンスでボールを奪い、前線へボールをパスするもつながらず、攻撃を仕掛けられない。無得点のまま第1Qを終える。

円陣を組む女子選手たち

第2Qは関大のマイボールからのスタート。しかし、ボールを直後に奪われ、追加点を許す。FB高杉美羽(情1)が相手コートでボールを奪い、ゴール側までボールを運ぶも、相手に奪われ、カウンターを仕掛けられる。開始8分、関大の反則でペナルティーストローク隣、3点目を許してしまう。しかし、その後はディフェンスの体制が立て直し、得点を許さなかった。13分には、PCを与えるもGK野口皆愛(文4)がボールを確実に弾き返し、ピンチを切り抜ける。

△高杉
△野口愛

第3Qは前半と異なり、関大が攻勢に出る。FB野口奈央(人2)がカウンター攻撃で相手コートにボールを回し、ゴールチャンスを演出。積極的な試合展開を繰り広げる。開始5分にDF堀成美(商2)から野口へのパスがつながり、野口がシュートを放つも惜しくも、外れてしまう。その後PCを獲得し、チャンスを得るも、ものにできず第3Qが終了した。

△堀

最終第4Q、開始1分でPCを与え、流れは一気に関学ペースに。この回3回のPCと2回の失点で、チャンスのないまま試合が終了した。

△整列する選手たち
△試合後の選手たち

男女共に、敗北を喫した関大。格上の関学相手に健闘するも、勝利は来年に持ち越しとなった。【文:丸山由雅/写真:藤井海】

▼紀野来音(人4)男子部主将
「最初は開始5分で試合を決めようって感じで、関学の戦術を見て、対策をしていた部分が、しっかりはまったっていうイメージがありました。前半と後半の違いは、まずは総力っていう部分が単純にちょっと負けていたなっていうのと、雰囲気が悪くなった時に、修正出来なかったっていうところでしっかりコンスタントにふまれて関学にちょっとやられたなって感じです。技術的にも戦術的にも全然劣っているわけではなかったんですけど、最後の決め切る気持ちや、最後全員で走り切る総力の部分で負けてたかなって感じです。次の試合福井工業大学に勝ったら、王座への切符のチャンスはまだあるし、関学が福井工大に勝ってるということでチャンスはあると思うので、それまでにしっかり修正して練習をやっていきたいと思います」

▼和田
「自分は正直、緊張しいなんですけど、1本決まったら波に乗っていける自信があったので、1本良いところで決まったので、ここで決まったらでかいなと思い、みんなのために決めました。やっぱり僕は守備の選手なので、点を入れられる1点の重みはホッケーはすごく大事なスポーツになってくるから、体を張ってでも守らないといけないと思い、守りました。2本目に打ったPCは、味方にパスを出してその人に決めてもらうはずだったが、相手チームがディフェンスに入っていたので、僕も打とうか迷ったんですけど、ここでキャプテンが違う決め方をする事によって、3本目の打ち方も変えられるので、決めたかったが、また練習が必要。3本目は、去年は80㌫くらい決まっていたが、今はたぶん50㌫くらいの確率でしか決め切れていないから、また自分のフォームとかやるべき事をしっかりと考えてやって、それに向けてトレーニングして、ここからは1本も落とさないようにしていきたいと思います。17日に向けての目標は、相手はめちゃめちゃ強豪大学だが、自分が波に乗っていければ、チームが波に乗っていければ勝てると思うので、しっかり勝ちたいです」

▼河野凪咲(社4)女子部主将
「格上相手というのもあったんですけど、私達は結構立ち上がりが悪いんで、すぐ1点目を入れられるのはすごい課題だなって毎回の試合思ってるんで、そこを今回は改善していこうと思っていたんですけど、1クオーター目でやっぱり入れられてしまったので、そこはすごい選手のモチベーション的にも結構変わってくる部分なので、改善していけたらいいなと思います。改善点として、後ろでディフェンスでまわす時に、中に打ち過ぎて、相手にカットされてまた攻撃をくらうみたいなのが結構多かったので、そこを直していけたら良かったなと思いました。第3クオーターであともうちょっとで点数が入るという場面で、ディフェンスからの1本でフォワードに通したいという気持ちがあったので、そこが通ったのはやりたいことはできていたかなという風には思うんですけど、練習中もやっぱり結構最後決め切るっていうのができていない部分が多いので、そこをもうちょっとやっぱり詰めていくべきやったなって思ってます。次は合同チームと当たるんですけど、絶対勝たないといけない試合なんで、積極的に攻めて1クオーター1点は絶対に取れるようにを目標に頑張っていきたいです。ディフェンスについても、2枚目のサークル外で積極的に出られていたし、後ろからの声かけもみんな積極的に言えるようになってきてるんで、そこはすごく良くなっているなと思います」

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