【犬神家の民法改正】

11/25(土)13時30分 諏訪市・駅前交流テラス すわッチャオ

日本映画の金字塔と称される『犬神家の一族』。長野県諏訪湖が舞台とされる。
時は敗戦まもない1947年。旧民法と新民法の端境期。新民法改正までの8か月間、家督相続に関する効力を停止するための「応急措置法」が適用されていた。
改正後の日本国憲法(個人の尊重と両性の本質的平等)にあわせて「応急措置法」は共同親権をもりこみ、戸主や家制度を廃止した。
「応急措置法」適用期間が終わり、1948年1月に新民法施行となったが、犬神家に民法改正は訪れたのか?
76年前のあの時、日本の家制度や戸籍制度は「本当に」生まれ変わったのか?
今年、親権についての民法改正が議論され、法制審議会の試案や、市民の手による民法草案などが注目されている。日本の家族制度に地殻変動が起きている。
現行民法の成り立ちと改正の方向性を考えるため、映画上映をし議論を深めます。

(C)KADOKAWA1976

【犬神家の民法改正】

会場:「すわッチャオ」第4&第5会議室(定員48名)(JR上諏訪駅スグ 諏訪市・駅前交流テラス すわッチャオ)
日時:2023年11月25日(土)13時30分開場  13時45分開始 
参加費:第一部 無料上映会 映画『犬神家の一族』(どなたでもご覧になれます)。
第二部 1,500円 講演&トークショー。

タイムテーブル

13:45【犬神家の民法改正】の開始
14:00「 第一部(無料)上映会」開始 映画『犬神家の一族』原作:横溝正史(角川文庫版) 監督:市川崑 (C)KADOKAWA1976 (どなたでもご覧になれます)
16:30「第二部(有料)講演&トークショー」受付開始
16:45「第二部(有料)講演&トークショー」開始
『犬神家の戸籍』著者の遠藤正敬氏と『共同親権』著者の宗像充氏を迎えて、犬神家の戸籍・家制度・共同親権・そして現在の民法改正の本質に肉迫する!
18:30 終了

講演者 プロファール

遠藤正敬 1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。専門は政治学、日本政治史。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。宇都宮大学、埼玉県立大学、東邦大学等で非常勤講師。著書に、第39回サントリー学芸賞を受賞した『戸籍と無戸籍――「日本人」の輪郭』(人文書院)のほか、『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍――満洲・台湾・朝鮮』(明石書店)、『天皇と戸籍――「日本」を映す鏡』(筑摩書房)、『犬神家の戸籍――「血」と「家」の近代日本』(青土社)などがある。

宗像充 長野県大鹿村在住。ライター。2007年に子どもと引き離されたことをきっかけに共同親権への民法改正を訴え、現行民法の単独親権規定を違憲とする国賠訴訟を提起。著書に『共同親権』、『引き離されたぼくと子どもたち どうしてダメなの?共同親権』、『結婚がヤバい 民法改正と共同親権』を刊行予定。

映画『犬神家の一族』
・ストーリー  名探偵・金田一耕助 登場角川映画、記念すべき第一回作品。 日本の製薬王、犬神佐兵衛が残した謎の遺言状。犬神財閥の巨額の遺産を巡って、血塗られた連続殺人が起こる。 犬神家の家宝である 斧(ヨキ)・琴(コト)・菊(キク)に隠された秘密とは? 名探偵・金田一耕助が解き明かす血の系譜、そして意外な真相とは!?ミステリー界の巨匠・横溝正史の世界を映像化した最高傑作。

主催:【犬神家の民法改正】実行委員会  協賛:共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会       
連絡先:inugamiminpou@gmail.com 090-4366-9835 (担当 島津)