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学校給食にザザムシ登場

箕輪南小児童「けっこういける」

学校給食にザザムシ登場

30日、箕輪町の箕輪南小学校の給食に伊那谷を代表する珍味、ザザムシが登場しました。 この日のお昼、箕輪南小学校の給食の時間です。 調理室には、午前中の授業が終わった児童たちが、給食の準備に訪れました。 その中には、甘辛く煮つけたザザムシがありました。 2年生の教室です。 給食当番が配膳し、担任がザザムシを配り食べる準備ができました。 このザザムシは、箕輪町沢に住む関二千六(にちろく)さんが天竜川で収穫したものです。 関さんは、この道40年の大ベテランです。 漁が解禁となった12月から天気の良い日はほぼ毎日天竜川に通っています。 今日はあいにくの雪で漁には出ず、自宅脇にある作業小屋で、ザザムシ漁には欠かせない四手網の修復作業をしていました。 長年使っている網を新しいものと取り換えます。 30日給食に出されたザザムシは、前日学校に届けられました。 妻の正子さんが、ゆで上げ、ごみなどを丁寧に取り除き、しょうゆ・砂糖・みりんで、半日かけて味付けをしました。 毎年、直売所に出荷していますが、子どもたちにも伝統の味を届けようと、小学校には10年以上提供しています。 関さんのそばには、おこぼれにあずかろうと、小鳥も訪れています。 再び2年生の教室です。 子どもたちは、どんな反応でしょうか。 「けっこういける」「イナゴに似た味」 そして、食べ終わった後に種明かしです。 生きているザザムシを児童たちが見学しました。

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