東京五輪の体操女子団体戦メンバーが決定 4人目は杉原愛子「待っている間は心臓に悪かった」

スポーツ報知
杉原愛子

◇体操NHK杯第1日(15日、長野市多目的スポーツアリーナ ビッグハット)

 女子の個人総合が行われ、東京五輪の団体戦に出場するメンバーが決定。強化本部推薦で4人目にNHK杯4位の杉原愛子(武庫川女子大)が入った。杉原はリオ大会に続き2度目の五輪出場となる。杉原は3大会連続五輪代表を目指した寺本明日香(ミキハウス)と熾烈な争いを繰り広げ、3種目終了時点では杉原がわずかに0・02点差だったが、最終種目の寺本が床運動の終末技の際に着地が乱れて、床に両手をつくミス。杉原は安定した演技で4位を守り切った。

 女子五輪代表4人と決意のひとことは以下の通り

 村上茉愛(日体ク)「コロナやけがで(けがをしてからの)3年間は長かった。競技力や人間力を見直すことができ、前よりも強くなれた。五輪ではメダルが取れるように頑張りたい」

 畠田瞳(セントラルスポーツ)「コロナで試合に出られない時は本当に辛かったけど、今まで頑張って本当に良かった。家族の存在が一番大きかった。五輪で輝く姿を見せたい」

 平岩優奈(戸田市スポーツセンター)「苦しかった時間は長かったですけど、たくさんの支えがあって、楽しく演技できた。その時間も無駄じゃなかったと思います」

 杉原愛子「待っている間は心臓に悪かったです。たくさんの人に支えられて代表になれた。リオの時はくやしい思いもしたので、メダル獲得に向けて協力していきたい」

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