アフラック「健康応援医療保険」 先進医療や放射線治療にも対応

保障性商品(医療・入院・介護・死亡への備え)
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アフラックが平成29年9月に発売を開始した「アフラックの健康応援医療保険(健康還付金付医療保険〔無解約払戻金〕)」は、健康年齢が実年齢より若ければ健康還付金をキャッシュバックする「健康増進型医療保険」です

発売と同時に開始した健康増進のための健康サービスプログラムを搭載したスマートフォン用アプリには、スマホから専門医等に医療に関する相談ができるサービスや、全国約1000施設の人間ドック・健康診断を検索・比較・予約できる機能等も搭載しており、高評価を得ています。販売はオンラインのみとしており、健康な若者を中心とした層に人気の商品となっています

金融マン夫
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健康だとキャッシュバックされるのは嬉しいですね!

アフラックは、「がん保険」の保有契約数が業界No.1で、安価な保険料と分かりすい商品性から、中高年から人気でした。オンライン専門商品の投入で若年層にも顧客を増やしていく姿勢が見て取れますね。

この記事では、「アフラックの健康応援医療保険」の保障内容、保険料、加入時の注意点・メリデメにつき詳しく解説しますので、是非最後までご覧ください。

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発売の趣旨と仕組み

アフラックは、平成28年10月に「アフラックの健康応援医療保険」を発売しました。当時、日本では健康意識が高まる中、健康であればメリットを受けられる商品を提供したのは、世の中に求められている商品であり、とても素晴らしいことですね。

健康年齢が実年齢未満なら健康還付金を毎年受け取れる点が大きな特徴です。主な保障内容は、病気やケガで入院した場合の入院給付金で、がん・心疾患・脳血管疾患・肝疾患・腎疾患・膵疾患といった重大疾病で入院した場合には支払限度日数が30日から120日に延長されます。また、先進医療については2000万円まで、放射線治療については無制限で給付金を受け取ることができる点も嬉しいですね。

金融マン夫
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入院日数が長くなりがちな重大疾病の場合に、支払限度日数が延長されるのはとてもありがたいことなんですよ!

保障内容

入院給付金

病気・ケガの治療を直接の目的として、1日以上の入院をしたとき、1回の入院につき1万円×入院日数の入金給付金を受け取ることができます。支払限度は、1回の入院について30日、通算支払限度日数は、入院給付金の支払日数と重大疾病入院給付金の支払日数を合算して1,095日となります。

金融マン夫
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宿泊を伴わない日帰り入院の場合は入院給付金を受け取ることができませんので、注意が必要ですね。

重大疾病入院給付金

入院給付金の1回の入院の支払限度日数を超えた日以後に、がん(悪性新生物)・心疾患・・脳血管疾患・肝疾患・腎疾患・膵疾患といった重大疾病による入院をしたとき、1回の入院につき1万円×入院日数の重大疾病入院給付金を受け取ることができます。支払限度日数は、1回の入院について90日となります。また、上記の通り、通算支払限度日数は、入院給付金の支払日数と重大疾病入院給付金の支払日数を合算して1,095日となります。

手術給付金

病気・ケガの治療を直接の目的として手術を受けたとき、1回につき5万円の手術給付金を受け取ることができます。支払限度は無制限ですが、「一連の手術については14日に1回」の限度があります。

放射線治療給付金

病気・ケガの治療を直接の目的とする放射線治療(電磁波温熱療法を含む)を受けたとき、1回につき5万円の放射線治療給付金を受け取ることができます。支払限度は無制限ですが、複数回受けた場合は「施術の開始日から60日に1回」の限度があります。

金融マン夫
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保障内容に放射線治療も含まれている点は嬉しいですね。しかし、高額となりやすい治療方法ですが、5万円で足りるかはよく考える必要があります。

先進医療給付金

病気・ケガの治療を直接の目的として先進医療を受けたとき、先進医療にかかる技術料のうち、被保険者が負担した費用と同額の先進医療給付金が支払われます。支払限度は、全ての保険期間を通算して2,000万円まであります。

健康還付金

60歳までの年単位の契約応当日につき、①被保険者の健康年齢が満年齢を下回るとき、②年単位の契約応当日の前日までの保険料が払い込まれているとき、の両方を満たした場合、健康還付金額を受け取ることができます。

健康年齢については、年単位の契約応当日の被保険者の満年齢及び保険年度ごとに測定された被保険者の健康診断結果(身長、体重、血圧、血糖値、肝機能に関する血液検査結果)に基づいてアフラックが算定します。

金融マン夫
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毎年健康診断結果を提出し、その内容に基づいて実年齢より健康年齢が若いかを判定される、ということですね!

保障内容支払額
入院給付金1万円×入院日数
重大疾病入院給付金1万円×入院日数
手術給付金1回につき5万円
放射線治療給付金1回につき5万円
先進医療給付金先進医療にかかる技術料のうち、被保険者が負担した費用と同額
健康還付金健康還付金額
アフラックの健康応援医療保険の給付内容

「アフラックの健康応援医療保険」の4つの

特徴① 健康還付金のキャッシュバック

アフラックの健康応援医療保険では、健康年齢が実年齢未満の場合、「健康還付金」を毎年受け取れる点が最大の特徴です。健康年齢の測定は、毎年提出する健康診断結果に基づきアフラックが算出します。

金融マン夫
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健康還付金の具体金額については、「保険料と健康還付金額」で後述しています!

特徴② 病気・ケガに手厚い保障

病気やケガで入院した場合、1日目から日額10,000円の入院給付金を受け取ることができます。さらに、がん(悪性新生物)・心疾患・・脳血管疾患・肝疾患・腎疾患・膵疾患といった重大疾病による入院の場合、1回当たりの支払限度日数が30日から120日に延長されます。

特徴③ オンライン専用商品

「アフラックの健康応援医療保険」は、オンラインで申込手続きが完結するオンライン専用商品です。生保業界ではまだまオンライン専用商品は少なく、紙での手続きや対面による確認が必要なものがありますが、その点この商品はオンラインで手続きが完結するので便利ですね。また、保険証券の「電子発行」を選択した場合、初回保険料を300円割り引くことができます。「電子媒体でも良い!」という方には保険料を安くできておすすめですよ。

特徴④ 健康増進スマホアプリ(Medical Note)

「アフラックの健康応援医療保険」の発売と同時にリリースされたスマートフォンアプリ「Medical Note」には、健康増進のための健康サービスプログラムが搭載されています。このアプリを使えば、スマホから専門医などに相談できるテキスト医療相談サービスや全国約1,000施設の人間ドック・健康診断を検索・比較・予約できるといった、各種サービスを利用することができます

参照:Google Play

<アフラックの健康応援医療保険>のご契約者様向けに、医療情報アプリ「Medical Note」を2020年6月13日から提供します。「Medical Note」は、患者にとって最良の医療に出会うためのサービスを提供するヘルスケアプラットフォームです。医療の最前線で活躍する医師や専門家が保有する最新の症例や治療例、経験に基づいた信頼できる情報をご覧になれます。

参照:アフラックHP

保険料と健康還付金額

以下の保険料は、保険料払方を月払、入院給付金日額を10,000円、保険料払込期間を終身とした場合の例です。

男性

加入年齢保険料*健康還付金額
20歳1,889円1,600円/年
30歳2,379円2,300円/年
40歳3,309円3,400円/年
50歳4,849円4,400円/年
男性の保険料

*総合先進医療特約付加(保険料99円含む)

女性

加入年齢保険料*健康還付金額
20歳1,979円900円/年
30歳2,369円1,500円/年
40歳2,969円2,300円/年
50歳4,169円2,900円/年

*総合先進医療特約付加(保険料99円含む)

金融マン夫
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健康還付金の金額は年齢によって変わってきますが、年間で1か月弱の保険料がキャッシュバックされるとご理解ください

加入時の注意点とデメリット

「アフラックの健康応援医療保険」は、分かりやすいくシンプルな商品性、健康還付金があってお得な商品です。しかし、実際の給付時の落とし穴があるかもしれませんので、確認が必要な点もあります

に気を付けて頂きたいのは、「給付金額が十分か」という点をきっちり吟味してください。入院時の入院給付金は日額1万円で十分なように思いますが、入院時には入院費用に加えて手術等の治療費や収入の減少がリスクとしてあります。そのため、一定の貯蓄がある方は日額1万円でも十分かもしれませんが、十分な貯蓄が無い場合は就業不能保険などで賄うことも選択肢の一つといえるでしょう。

また、手術給付金・放射線治療給金は5万円となっており、実際に手術が必要になった場合には手出しが必要なケースも多く想定されます。家系や生活習慣を踏まえ、より充実した保障が必要な場合は、大手生命保険会社の組合せ型商品を選ぶのも良いでしょう。

まとめ

アフラックのおすすめ商品「アフラックの健康応援医療保険」について詳しく解説してきました。

健康であれば毎年約1か月分相当の保険料がキャッシュバックされる画期的な商品です。分かりやすい商品性であるものの、給付金額が比較的すくないため、十分な保障があるかについてはご自身の資産や疾病リスクを踏まえて冷静に検討することが必要です。

生命保険商品は、保険会社や商品によって、様々です。納得のいく内容で加入するため、ファイナンシャルプランナーと何度も相談することをおすすめします!

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