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ICOCAのメリットは何?購入方法やポイントの賢いため方を紹介

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2021.12.07
by ドットマネー編集部

ICOCAとは

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全国でさまざまな交通系ICが使われていますが、ICOCAはどのようなサービスなのでしょうか?使える範囲やポイントの有無など、概要や特徴を見ていきましょう。

西日本旅客鉄道発行の交通系電子マネー

「ICOCA(イコカ))」は「西日本旅客鉄道(JR西日本)」が発行している交通系電子マネーです。改札にタッチして交通費の支払いとして利用できるほか、飲食店やコンビニエンスストアなどの加盟店でもキャッシュレス決済ができます。

カード内の残高はチャージすれば増やせますが、上限が2万円であるため大きく使い過ぎてしまうこともありません。

対象店での買い物や、所定の回数や時間に運賃としてICOCAを利用すれば「ICOCAポイント」がたまるサービスもあります。カードの種類によっては、チャージするだけでもポイントがためられてお得です。

クレジットカード対応のSMART ICOCA

ICOCA対応のICカードは、通常の電子マネー「ICOCA」・クレジットカードと連携可能な「SMART ICOCA」・12歳となる年の年度末までが対象の「こどもICOCA」の3種類です。 

SMART ICOCAであれば、紐づけたカードを利用してチャージができます。手元に現金がなくてもチャージできるため、残高不足になることはありません。あらかじめ設定しておけばいつでも利用できる便利なサービスです。 

さらに、登録するクレジットカードに「J-WESTカード」を選択すると、決済時に「J-WESTポイント」がたまるお得なメリットもあります

ためたポイントは、1ポイント=1円として「SMART ICOCA」にチャージ可能です。「J-WESTカード」以外のクレジットカードでも、チャージをすればカードのポイントもためられるでしょう。

全国で使える

ICOCAは、大阪などの関西圏を中心に、全国各地で利用できます。JR西日本発行の電子マネーですが、JR各線をはじめ阪急電鉄や京浜急行電鉄などの私鉄でも利用可能です。

「交通系ICカードの全国相互利用サービス」の加盟店であり、参加しているほかのICカードのエリアならどこでも使えます。

首都圏を中心とした「Suica」や東京メトロが代表的な「PASMO」、名鉄の「manaca」やJR九州の「SUGOCA」なども対象です。 

加盟店のシンボルマークである「IC」マークがついたお店であれば、全国の飲食店やコンビニエンスストアでも使えます。百貨店でも利用できますが、関西圏での店舗がほとんどです。

スーパーやドラッグストアでも対応しており、全国展開しているお店であれば全国各地で利用できます。

ポイントインカムからお申込みするとお得にポイントを取得できます。さらに今なら新規会員登録キャンペーンも実施中です。

カード利用のメリット

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キャッシュレス決済サービスの中でも、ICOCAはどのような特徴があるのでしょうか?交通系に特化したメリットや、利便性について紹介します。

電車利用が便利に

電車に乗っていると、残高が足りずに乗り越し清算が必要になる場合があります。そんなとき、ICOCAは駅構内にある「のりこし精算機」で、簡単に不足分をチャージできます。 

チャージ金額は1000円・2000円・3000円・5000円・1万円から選択可能です。また、不足金額分のみの現金チャージもできるため、手元の現金が少ない場合でも出費を抑えられます。 

クレジットカードと連携しているSMART ICOCAであれば、現金はまったく必要ありません。「クイックチャージ機」で、3000円・5000円・1万円の中から金額を指定するだけです。

 ICOCAは電車だけでなくバスや鉄道でも使用可能であり、これ1枚で移動にかかるほとんどの費用をまかなえるでしょう。

決済が簡単でポイントも付与される

電子マネーは駅を利用する際にわざわざ切符を買う必要はなく、改札機にタッチするだけで決済できます。店舗での買い物でお金を出す必要はなく、レジで手間を取らせません。

 カードを取り出して直接かざすのではなく、入れ物に入れたままでOKです。収納している財布やカードホルダーが薄いものであれば、そのままかざすだけでも読み取れるでしょう。 

決済の手軽さに加えて、ICOCAはチャージしたり全国の加盟店で買い物をしたりするたびにポイントがたまります。支払いに対応している店のジャンルも広く、普段使いのキャッシュレス決済として利用すればポイントもたまりやすいでしょう。

ICOCAの購入方法

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ICカードを入手するためには、いくつか方法があります。ICOCAは駅構内の窓口だけでなく自動券売機などでも購入でき、買い求めやすいのが魅力です。実際に購入する方法を見ていきましょう。

購入は券売機や窓口で

カードは「ICOCA」マークのついた駅の自動券売機や「みどりの窓口」で購入できます。販売はICOCA対象エリアの駅でのみ行っており、主に大阪や京都、広島などの西日本の各地になるでしょう。

他社で一部取り扱っているところもあります。 購入時の預り金(デポジット)500円を含み、1枚あたり2000円です。使い捨て防止のために預り金を支払いますが、カード返却時には返金されます。 

学生向けの「こどもICOCA」は、改札でかざした際に小児運賃が適用される仕組みです。みどりの窓口へ「こどもICOCA購入申込書」を提出します。

 購入は、本人ではなく親や大人が代わりに行うことも可能です。ただし、適用対象となる子どもの「公的証明書」の確認が必要なため、パスポートや健康保険証を用意しておきましょう。

定期券は新規購入とICOCAからの交換に対応

ICOCA・SMART ICOCA・こどもICOCAは、すべて「定期券」として使うことも可能です。ICOCA対象エリア駅内の緑色の券売機やみどりの窓口、ピンク色の自動券売機で新規購入できます。

通常のICOCAのように、預り金として500円を別途支払う点に注意しましょう。 すでにICOCAを持っている場合でも「ICOCA定期券」に変更可能です。

「ICOCA定期券購入申込書」を、みどりの窓口へ提出します。ICOCAからの振替であれば、預り金は必要ありません。 特急券のような見た目の「磁気定期券」も、ICOCA定期券に変えられます。

磁気定期券の場合は、新規購入時と同様に預り金が必要です。 区間の異なる磁気定期券2枚を1枚のICOCA定期券にまとめられます。こちらは、いくつか条件があるため、みどりの窓口で確認しながら購入するとよいでしょう。

SMART ICOCAの購入はクレジットカードが必要

SMART ICOCAは、1人につき1枚のみ発行できます。購入する際は、本人名義のクレジットカードが必要です。すでに持っているカードでも申し込みはできますが、一部利用できないものもあるため事前に確認した方がよいでしょう。

申請には、二つの方法があります。一つ目はオンライン上で申し込みをする方法です。運転免許証があれば「JRおでかけネット」から申し込みができます。二つ目は申請書の記入です。エリア駅内にある「SMART ICOCA入会申込書」に記入のうえ、郵送すれば申し込みができます。

この機会に、合わせてJ-WESTカードを発行するのもおすすめです。JR西日本が提供するクレジットカードで、カード利用の際はJ-WESTポイントが貯まります。ポイントは、SMART ICOCAへチャージできて実用的です。

なお、SMART ICOCAは「J-WESTカードオンライン入会サービス」から同時に申請できるため、何度も個人情報を入力する手間はありません。

J-WESTカード「エクスプレス」「ベーシック」のご紹介|J-WESTカード:JRおでかけネット

ポイントのため方

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ICOCAには、いくつかのポイントのため方があります。ただカードを利用するだけでなく、条件によっては通常よりもポイントが多く加算されます。お得なため方を説明しましょう。

買い物でたまる電子マネーポイント

ICOCAを使って加盟店で買い物することで、ICOCAポイントがたまる場合があります。対象カードはICOCA・こどもICOCA・記念デザインICOCAで、定期券でも問題ありません。 

ポイント付与の対象となる加盟店は、北陸・関西・四国・中国・山陰エリアの店舗です。一部対象外もあります。 

基本は、加盟店の店舗ごとに、1カ月の利用に対して200円につき1ポイントがたまる仕組みです。店頭だけでなく、駅ナカなどICOCA対応自動販売機で飲み物を購入するだけでもポイントが加算されます。 

加盟店によってはキャンペーンなども行っており、付与率が一時的に上がる場合もあるでしょう。ポイントは電子マネーとして、チャージが可能です。

京阪神地区は列車の時間帯指定ポイントでお得に

賢くポイントをためるには「時間指定ポイント」を狙うとよいでしょう。事前に乗車区間を登録する必要はなく、ICOCAを使って乗車するだけです。 

京阪神地区の適用区間において平日10~17時の間に3回以上利用すると、4回目以降の利用ごとに運賃の50%、もしくは30%のポイントが加算されます。

 土日祝日の終日内の利用も、時間帯指定ポイント加算の対象です。年末年始も適用されます。平日の混雑しない時間帯か、休日に利用するとお得にポイントがたまるでしょう。

ポイントの加算率は区間によって異なります。対象区間を定期的に利用する場合、可能な人は時間帯を狙って利用するとお得です。なお、こどもICOCAには適用されません。

列車の利用回数ポイントはJR西日本区間内適用

ICOCAエリア内であれば、11回目以降の利用ごとに、運賃の15%(2021年9月末利用分までは10%)がポイントにプラスされるサービスもあります。これは、同一運賃区間を利用して初めて、カウントされるものです。

たとえば、片道160円のA区間を1回利用、片道220円のB区間を1回利用しても、それぞれの運賃区間で1回ずつしかカウントされません。

一方で、A区間に続けて片道160円のC区間を1回利用すれば、160円区間を2回利用したことになります。

 区間は異なっても運賃が変わらない区間を多数利用する人にとっては、お得にポイントをためられるでしょう。「こどもICOCA」で利用する場合は、小児運賃でカウントされます。

ポイントの使い方

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たまったポイントは、ある手順を踏まないと利用できません。「ポイントを使うつもりでお店に入ったのに利用できない」といった事態になるでしょう。ポイントを使う方法を紹介します。

券売機かWEBで利用登録

ICOCAのポイントサービスを利用するためには、事前の無料登録が必要になります。登録方法は「オンライン」と「自動券売機」の二つです。 

オンライン上で登録すると、登録完了までに最大10日間かかる場合もあります。自動券売機で登録すれば、その場で登録が完了するためおすすめです。 こどもICOCAやICOCA定期券でも登録できます。SMART ICOCAは、事前の利用登録をせずにポイントサービスが使えて便利です。 

利用登録状態は、自動券売機やのりこし精算機で確認します。サービスを未登録である場合は、速やかに登録してお得なポイントを獲得しましょう。

ポイントチャージして列車やお店で利用

ためたポイントは、ICOCAに電子マネーとしてポイントチャージしないと利用できません。チャージができるタイミングは、利用月の翌月6日~となります。

チャージできるポイント数は選択できず、1回のチャージですべてのポイントを10ポイント単位でチャージします。チャージ機によっては、1000ポイント単位になるため注意しましょう。

カード内残高の上限2万円を超えるポイント移行はできません。ポイントのチャージは、自動券売機やのりこし精算機でも実施可能です。

いったん電子マネーにすれば、使い方の幅もグッと広がります。運賃への充当をはじめ、JR西日本の駅ナカにあるコンビニでも利用できます。

軽食を買う際にも、運賃の支払いと同じカード1枚で済むため便利です。駅外のお店でも、ICマークの付いているところであれば問題なく使えます。

まとめ

交通系電子マネーのICOCAは、交通機関に特化したキャッシュレス決済サービスです。チャージしたポイントで店舗や自動販売機に利用できます。

全国の交通機関、飲食店やコンビニエンスストアで利用できるため、広い範囲で活用できるでしょう。

お得にポイントをためるサービスも充実しており、普段使いの電子マネーとして活躍に期待が持てます。 移動の多い人であれば、ぜひ手元に置いておきたい1枚です。

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