「石原豪人」て誰?と思う人が多いでしょうが、60年代から平成まで、ながぁ~~~く大活躍したイラストレーターです。マーガレット、少女フレンド、高橋真琴ときて、石原豪人先生を無視なんかできません。 な~んてね、たまたまJ友様から石原豪人先生のイラストを見せていただいて、あまりにも懐かしかった!というのがホントの話です。石原先生は、注文されれば分野を問わず何でも描く、各社の学年誌・少年雑誌・少女雑誌の怪獣・怪人・幽霊・妖怪・怪奇現象などのイラストを手がけた。平成に入ってからはサブカルチャー雑誌やトレンド雑誌、家庭用ゲーム誌の挿絵までカバーしていたそうですが、近年の活躍は知りませんでした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E8%B1%AA%E4%BA%BA
「怪奇とエロスの石原豪人」と、ネットで検索したら出てきますが、お子様漫画に怪奇はあってもエロスはないので、子供でも普通に見ていました。妖しく肉感的な人物画は、子供心にも惹きつけられるものがありました。何でも書いていた先生「ザ・タイガース物語」まで書いていたとは知らなんだ。「月間平凡」
「似てない誰?」という文句は受け付けません! どうやら、下の絵は真ん中がジュリーらしい。ちゃんと、歯が少し乱れているのまで忘れずに書いてあります(笑) 一番誰かわからないのが、左下の人物ですが、どうやらトッポみたいです(汗)タイガースがイラストになったという事ではなく、石原豪人がタイガースを書いたというところに意味があるの。似てなくてもね。
↑左下がサリーで、隣がジュリーだな。先生、それほど人物を似せようと思っていなかったんじゃ・・・ 先生の絵の特徴は、写実な描写と とても色気のある人物、特に人物は誰もが肉感的な赤い唇をしています。このイラストのジュリーたちも、唇がどれもポッテリしている。
先生の絵は怪奇で怪しくて妖しい、肉感的で妖艶な美男美女が出てきて、子供心に強烈なイメージで、一度見たら忘れない。少女漫画よりも、少年マガジンや、少年サンデーなど、石原豪人は少年誌の怪奇漫画のイメージが強く、タイガースまで書いていたとは知りませんでした。おそらく、毎週毎週 あらゆる漫画雑誌に書いていたのでは?私は少年誌は兄が買っていたのを読んでいた。多分、当時タイガースのイラストを見てはいても、怪奇なイメージの方が脳裏に焼き付いたんだと思う。どっちかというと、先生は下のイラストのイメージです。デラックスマーガレット
こんなんも・・・えーっと、男ですか?今で言うBL。下の部分はカットしました(笑)
妖怪図鑑、最後の方にお嬢さんお手あげだで話題になった「油すまし」が!(笑)思い出してしまいました。
少女フレンドは幼馴染に見せてもらい、マーガレットは自分で買い、少年漫画は兄に見せてもらい。。。漫画ばっかり見てたのか。親に漫画を捨てられるはずだ、と半世紀近くたって悟りました。気が付くのが遅い・・・
※石原豪人(いしはらごうじん、1923年-1998年)先生は、『少年マガジン』『少年サンデー』『少年キング』などの怪獣物、SF怪奇物、秘境物の図解で名を馳せた、戦後日本を代表する挿絵画家のひとり。江戸川乱歩、川内康範らの小説挿絵なども手がけていた。 特に児童向けの怪獣・怪人・幽霊・妖怪・怪奇現象系のイラストは、当時の子どもたちをわくわくどきどきの、エキサイティングなあの世へと導いていってくれた。
似てないけど、私は石原さんの絵が結構すきです。
うーん、でももうちょっとジュリーに似せてくれても良かったんじゃない?!
私はマンガを読んでいた時代から御馴染みの、石原豪人先生の絵が妖艶で迫力があり好きでした。多分、先生は自分の好きなように描いて、似せようという気はあんまりない気がしています
見覚えのあるイラストですが作家さんの名前までは知りませんでした。
昔のマーガレットは読み物が結構ありました。そのときのイラストだったんですね。
そうだったのかぁ。saoさんの記憶力尊敬です。
Unknownになっていますがbobukoです。