水難事故の発生が予想されるこの時期、実戦的な水難救助想定訓練と潜水訓練を箕面市消防署西分署のプールを使用し、実施(4月28日~5月2日)しました。
水難救助想定訓練の様子
水難救助想定訓練では「急激な河川の増水により、河川の橋脚に要救助者1名が取り残されている。なお、車両の進入は不可である」との想定で、6人編成の救助隊員が救助活動を開始しました。
要救助者を救出するための必要な資器材を救助工作車から搬送します。
一人の救助隊員がロープで降下して要救助者に接触し、救出器具を装着します。一方、陸側でははしごを使用して要救助者を引き揚げるための準備をします。
要救助者を引き揚げる準備が完成。はしごに救出するためのロープを通し、要救助者が装着した救助器具に取り付けて安全・確実・迅速に引き揚げます。
「要救助者、救出完了」!!!
救助隊が一体となり無事救出することができました。
続いて潜水訓練です!
潜水訓練の様子
潜水訓練ではマスククリア、耳抜き及び入水方法の基礎訓練を実施した後、バディを組んで水中での連携訓練を実施しました。
水中は陸上での活動とは違い、動きにくく、コミュニケーションもとれないため、このような日頃の訓練で連携を確かめ合うことが大切です。
私たち救助隊員は、万が一の事故に備え、日々訓練に邁進していきます!!!